かわいい超小型EV「コムス」積載量が最大3倍に! 一部改良し4月発売

トヨタ車体が、1人乗り超小型EV「コムス」について、積載量を大幅に増やすなどの一部改良をおこないました。

従来の30kgから最大積載量をアップ!

 トヨタ車体は2022年3月10日、1人乗りの超小型EV(電気自動車)「コムス」を一部改良し、4月1日に発売すると発表しました。

トヨタ車体の超小型EV「コムス B・COMデッキ」
トヨタ車体の超小型EV「コムス B・COMデッキ」

 現在のコムスは2012年に発売され、10年間で約9500台が販売されました。

 走行中のCO2(二酸化炭素)排出ゼロや、細い路地でも走りやすいこと、狭いスペースでも駐車しやすいことなどを生かし、配送サービスや観光・自治体のシェアリングサービスなどで使われています。

 ボディサイズは全長2395-2475mm×全幅1095-1105mm×全高1495-1500mm、ホイールベースは1530mm、最高速度は60km/hです。

 今回の改良では、配送企業からのリクエストを踏まえて、一部モデルの最大積載量を現行の30kgから45kg(デッキタイプは90kg)に拡大。

 また、パーキングブレーキのかけ忘れ・戻し忘れ警告の追加、充電ケーブルの延長(3m→5m)、キャンバスドアのカラー変更(ブラック→グレー)も実施されています。

 約6時間で満充電となり、満充電1回あたりの電気代は約159円、航続距離は約57km。

 価格(消費税込)は、79万9700円から98万4500円です。

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1件のコメント

  1. こういった車は豪雪地帯では冬は乗れませんね。圧雪ならまだしも轍(わだち)ができる道路では轍の幅は走行する車両のタイヤ幅でできます。場合によっては走行台数が多い軽自動車でも交差点前後ではハンドルを取られる幅が広い轍ができる箇所もあります。そうなると、このような小型車では片輪を轍の山、反対側は轍の谷部分にタイヤが乗りますので、表面が溶けた轍だとハンドルを切っても轍にタイヤが取られて真っ直ぐ進んで進んでしまったり、跳ね返されてあらぬ方向に進んでしまいます。酷い時は轍が深すぎて腹が着いてしまい亀さん状態になります。

    そういうことで、売れる地方と、全く売れない地方が分かれる車種ですね。夏の晴れた日に独りで趣味として乗りたい人は居ると思います。自分も乗ってみたい気はします。でも、航続距離が57kmしか無いのでは、やはり近所の買い物。出前。片道20km程度の通勤にしか使えませんね。少なくとも満充電で200kmくらい走れるのであれば、用途もかなり広がると思います。カスタマイズしても面白そうですし。

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