トヨタの新型EV「bZ4X」はサブスク専用車になる!?「電池の劣化が心配…」割高でも月々定額制にメリットある?

トヨタが2022年に発売を予定している新型「bZ4X」は、月々一定の金額を支払うサブスクリプションサービスで販売されるといわれています。SNSユーザーはどのような感想を抱いたのでしょうか。

新型「bZ4X」月々いくら支払うのが妥当?

 SUVタイプのBEV(バッテリーEV)として、トヨタ新型「bZ4X」が2022年に発売されます。

 近未来的で斬新なデザインの新型bZ4Xですが、同車についてユーザーはどう思っているのか、SNSでアンケートを実施しました。

2022年に登場予定のトヨタ新型「bZ4X」
2022年に登場予定のトヨタ新型「bZ4X」

「トヨタ新型bZ4Xに興味がありますか?」という質問では、「興味がある」と回答した人が81.3%となり、「興味がない」と回答した18.8%を大きく上回る結果となりました。

 興味があると回答した人は、「トヨタのEV車を購入すると以前から決めていた」「トヨタが本気で開発した電気自動車だから」など、「トヨタだから」といった理由で、その商品力に興味を持ったり期待する人が多いといえます。

 さらに、「自宅に給電設備があるから」といった回答者も存在し、BEVが身近なものになりつつあることがうかがえる一方で、「デザイン自体は悪くないと思うが、電気自動車にはあまり興味がない」というコメントも寄せられるなど、まだまだ内燃機関を搭載したクルマを支持する人も一定数いることがわかりました。

 次に、「新型bZ4Xはサブスクリプションサービスでの取り扱いとなる可能性がありますが、月額の支払い額はいくらが妥当だと思いますか?」という質問では、「3万円~4万円」(37.5%)がもっとも多く、次いで「4万円~5万円」(25.0%)、「2万円~3万円」(18.8%)、「5万円以上」(12.5%)となりました。

 トヨタのサブスクリプションサービス「KINTO」は、月額支払い料金に車両価格・諸費用のほか、任意保険や税金、メンテナンス費用などが含まれており、定額でクルマに乗れるサービスです。

 KINTOで新型bZ4Xを契約した場合、バッテリーが劣化した際には交換することも可能。バッテリーの性能低下や将来の下取り価格といったユーザーが抱く不安を取り除くことで、BEVへのハードルを下げることを狙いとしているようです。

 アンケートでは、「サブスクリプションで契約したい」と回答した人が50.0%にのぼり、その理由として「免許取り立ての子供と共有する予定、任意保険が含まれることはメリットがあると考えている」「電池の劣化など、まだまだ長期目線での価値が未知数だから」「EVの実績がないため、購入者側も一丸となりトヨタのEVを育てていきたい」など、サブスクリプションサービスに前向きな声が寄せられました。

 対して、「現金やローンで購入したい」(37.5%)という回答者からは、「キントは割高。支払金額が価値とつり合わない」と、契約者によっては購入するよりも支払い額が高くなる“コミコミ価格”への抵抗感や、「所有権が自分ではなく、あくまでも借り物なので傷などが気になって神経を余計に使うから」というクルマを所有することに重きを置く人にとっては、馴染みにくいサービスであるという意見も見受けられました。

※ ※ ※

 トヨタはBEVをフルラインナップで揃えることを発表しており、「bZシリーズ」としてコンパクトカーやセダン、大型SUVのほか、レクサスブランドからはスポーツカーなど複数のモデルを登場させることを明らかにしています。

 今回のアンケートでも「充電インフラの普及がEVには必要だと考えるが、その点、トヨタはどのような対策を考えているのか?」といったコメントもありました。

 今後BEVが増加するとなると、充電設備の拡充や充電時間の短縮、一充電当たりの航続距離の延長など、さまざまな課題の解決が必要になります。

 トヨタだけでなく、国内外の自動車メーカーがBEVに力を入れており、課題解決が急がれる状況だといえるでしょう。

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