トーヨータイヤは2022年3月3日、同年3月9日から13日の5日間、米国ネバダ州で開催される予定の2022年「The Mint 400（ミント400）」において、チームランドクルーザー・トヨタオートボデー（トヨタ車体）所属の三浦昂選手に対し、トーヨータイヤ製「OPEN COUNTRY M/T-R（オープンカントリーM/T-R）」を供給、Unlimited Truck SPECクラスへのサポートをすることを発表しました。

　ミント400は1968年から開催されている、米国伝統のオフロードレースとして知られています。全行程400マイル（約644km）におよぶ山麓の過酷な砂漠地帯を走破するレースで、無事ゴールするためにはドライバーのテクニックに加えて、装着タイヤの悪路走破性と耐久性が高いレベルで要求されるといいます。

　トーヨータイヤが参戦をサポートする三浦昂（みうらあきら）選手は、2002年1月に開催されたダカールラリーでは、TLCのランドクルーザー200で市販車クラス9連覇を達成。また2021年の「Best in the Desert Vegas to Reno」では初参戦にしてクラス優勝を達成するなど、オフロードレーサーとして着実に実績を積み上げています。

　今回のレースで装着するオープンカントリーM/T-Rは、北米市場で高く評価されているオフロード向けピックアップトラック／SUV用タイヤ、オープンカントリーM/Tをレース用にチューンアップしたものです。

　世界各地のオフロードレースで培った経験をフィードバック、開発を重ねたオープンカントリーシリーズは、トラクション性能やブレーキ性能、悪路走破性や耐外傷性が高いといいます。

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　ミント400に参戦する三浦昂選手は、チームランドクルーザー・トヨタオートボデー（mcで活躍するラリードライバーです。2005年に、TLCを運営するトヨタ車体に社員として入社後、翌年の社内公募に自ら立候補、ナビゲーターとしてTLCに参加しダカールラリーに初参戦しました。

　2016年からはドライバーに転向、ダカールラリー2018／2021／2022において3回のクラス優勝を飾っています。

　オフロードラリーにおける豊富な経験と知識が評価され、2021年6月にトヨタが発表した新型「ランドクルーザー（300系）」の開発にも携わるなど、幅広く活躍しています。