なぜスバル車は寒冷地仕様が標準設定? 冬の装備が充実しすぎ! スバルの便利な装備&機能5選
ヘッドランプを洗浄できる機能がある!?
●ヘッドランプウォッシャー
春ごろになると雪道がベシャベシャのシャーベット状になり、前走車が跳ね上げた泥水などでフロントガラスは汚くなり、ウインドウォッシャーで綺麗にすることも多いと思います。
汚れるのはガラスだけでなく、フロント周りが全体的に汚れてしまい、夜になってヘッドランプを点けてもなんだか暗いと思うことがあります。
その原因は、フロントガラスと同様にヘッドランプも汚れているからですが、そこで活躍するのがヘッドランプウォッシャーです。
その名の通り、ヘッドランプを洗浄する機能なのですが、これを使えば明るさも復活して夜の走行も安全です。
ヘッドランプウォッシャーは、エンジンがかかっていて、ヘッドランプが点灯しているときに、フロントウォッシャーのスイッチを手前に引くと作動。1秒ほどヘッドランプにウォッシャー液が噴射されて洗ってくれます。
なお、雪道や寒冷地に行くようならば、気温が低くても凍りにくいウインドウォッシャー液に入れ替えておくのも良いかもしれません。
●ワイパーデアイサー
雪が降りしきるなかで走行を続けると、フロントガラスのAピラーの横と下部に雪が溜まってしまうこともあります。
Aピラーの横は視界を妨げることにもなり、風や手で払い落とすこともできますが、フロントガラスの下部は雪が溜まっていく一方。しかも取り除きにくい場所に溜まります。
しかし、フロントワイパーデアイサーがあると、熱線によりフロントガラス下部をメインに温めて雪を溶かしてくれます。
車種や年式、装備によっては、ワイパーデアイサー専用のスイッチがある場合もありますが、今回も5代目レガシィを例にします。
フロントワイパーデアイサーは、リアウインドウデフォッガーと共通になっています。
リアウインドウデフォッガーは、リアウインドウのオレンジ色の熱線が入っており、そこに電気を通すことで温めてリアウインドウの曇りなどを取る機能です。
この熱線がフロントガラス下部にも設置されていて雪を溶かしてくれます。
5代目レガシィツーリングワゴンではこのリアウインドウデフォッガーとフロントワイパーデアイサー、さらにヒーテッドドアミラーが同時にスイッチオンになり、約15分で機能は停止されてバッテリー上りを防いでくれます。
フロントガラスだけでなくリアウインドウ、ミラーまで雪や雨粒を乾かしてくれる便利機能です。
さらに、雪道や寒冷地に行くようならば、雪用ワイパーに交換しておくと、気温が極端に低くてもウインドウを綺麗に拭きあげてくれます。
●ハンズフリーオープンパワーリヤゲート
ウインタースポーツで使う道具は大きいものが多く、グローブをしながらウェアにしまった鍵を探すのも大変です。雪や雨が降ったりしていればなおのこと、さっとリアゲートを開けて荷物を積載したいものです。
そんな、荷物をたくさん持っているときにリアゲートを開けるには、ハンズフリーオープンパワーリヤゲートが便利です。
これは、新型「レヴォーグ」や新型「レガシィ アウトバック」に装備された新機能で、鍵を携帯してリアゲートのスバルエンブレム(六連星)に体の一部を近づければ開けてくれるというものです。
「フォレスター」に備わるパワーリヤゲートはバンパー下にあるセンサーに向かって足を入れることでリアゲートを開けることができましたが、雪が降ってセンサーが反応しなかったり、スキーやスノーボードのブーツで片足立ちは不安定になって危険も伴います。
しかし新しいハンズフリーオープンパワーリヤゲートではグローブを外して鍵を探すという手間が省けて、ひとまずラゲッジにグローブなどを放り込んでから、鍵をゆっくり出すこともできます。
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これらの装備などは、年式・装備・グレードなどにより備わっていないこともあり、また、設定方法などが違う場合があります。
詳しくは乗っている車両の取扱説明書をよく読んでから使用してください。
ワイパーデアイサー良いよなぁ
俺の車にも欲しい…
冬場なにより重宝する
ステアリングヒーターが付いて無いモデル多い
そんなの寒冷地仕様なんて認められん。