まさかの新型SUV「CX-60」の先行デザイン世界初公開 「CXシリーズ」連投! マツダ初「PHEV」欧州発表へ 日本はどうなる?
欧州マツダは同社初のプラグインハイブリッド車となる新型「CX-60 PHEV」を同年3月8日に世界初公開することを明らかにしました。
新型「CX-60」はマツダ初のPHEVを採用!?
2022年2月8日、マツダの欧州法人(欧州マツダ)は同社初のプラグインハイブリッド車となる新型「CX-60 PHEV」を同年3月8日に世界初公開することを明らかにしました。
マツダは新型SUVとして「CXシリーズ」を相次いで導入する計画を明らかにしていますが、どのようなSUV戦略となっているのでしょうか。
2021年10月7日に、マツダは2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画を発表しています。
世界的な市場成長が見込まれるSUVジャンルにおいて、マツダは最新の環境性能と「走る歓び」を両立させた多様な選択肢をユーザーに提供すると説明。
またこれらの商品ラインナップの拡充は、マツダのSKYACTIV技術や一括企画、フレキシブル生産などの開発・生産の技術資産を最大限に活用することで、低投資かつ効率的に実現し、中長期におけるビジネスの安定的な成長を図っていくことも踏まえています。
この際、明らかになったクロスオーバーSUV商品群は、スモール商品群として「米国」に新型「CX-50」の投入。
ラージ商品群として、「欧州、日本、他」に前述の新型「CX-60(2列シート)」、新型「CX-80(3列シート)」。
「北米、他」に新型「CX-70(ワイドボディ2列シート)」、新型「CX-90(ワイドボディ3列シート)」となっています。
新型CX-50は、「マツダ3」や「CX-30」などと同じスモール商品群に属しトヨタとの合弁新工場「Mazda Toyota Manufacturing, U.S.A., Inc.」にて2022年1月から生産開始されています。
ラージ商品群のCX-60、CX-70、CX-80、CX-90は、既存モデルの「CX-5」やCX-50から上の幅広い価格帯に位置するモデルとなるモデルです。
道路や駐車場が比較的狭い欧州や日本には、2列シートのCX-60、3列シートのCX-80。
より大きなサイズや存在感が求められる北米などの市場には、ワイドボディ2列シートのCX-70、ワイドボディ3列シートのCX-90を展開することでミドルサイズSUVのラインナップを拡充させる狙いです。
前述の発表において、電動化政策が進んでいる欧州には直列4気筒ガソリンエンジンとモーター駆動を組み合わせたPHEVを中心に、新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」や、クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」を直列6気筒化し、48Vのマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたモデルを投入することを明らかにしていました。
そうしたなかで、2022年3月8日に世界初公開される新型CX-60 PHEVは、欧州市場におけるマツダのフラッグシップSUVとなり、今後2年間に導入されるラージ商品群の第一弾モデルとして登場します。
パワートレインは、2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンとモーターを組み合わせたPHEVシステムを採用。
システム最高出力は300馬力を超えることで、スムーズかつ効率的に力強い加速を可能とし、マツダの提唱する「人馬一体」が次世代モデルでも体感出来るものと見られます。
また、日本市場ではクリーンディーゼルエンジンの人気が高いことを受けて直列6気筒と48Vマイルドハイブリッドを組み合わせた「SKYACTIV-D」や、PHEVなどを導入していく予定だとマツダは説明しています。
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なお、今回新型CX-60 PHEVの右ヘッドライト部分のティザー画像や動画が公開されました。
フロントフェイスは、マツダのキーデザインとなる「シグネチャーウイング」を採用しつつも、ヘッドライトとフロントグリルの間には横に伸びたライトが採用されるなどこれまでのデザインと異なることがわかります。
また、ドアミラーはボディ同色ではなくブラック化されているほか、サイドフェンダー部分にはなんらかのエンブレムが装着されていることがわかります。
日本仕様の新型CX-60 PHEVではどのようなデザインになるかは未知数ですが、欧州で世界初公開されるモデルにそのヒントは隠されている可能性は高いといえます。
とりあえず全幅が1850mm以下かどうか
このサイズを超えるとCX-8やファルファードが駐車可能な
マンションの機械式駐車場でも駐車不可で買えないケースが出る
ラージサイズですので、過去のサイズに拘らず存在感のあるデザインを期待します。
この手のデザイン。
しかも今回は勝負モデルなのにデザインに未消化具合が感じられるし、
直6にFRとかプレミアムカーの価値観が古臭いのも気になる。