1000万円超えで取引される伝説のスバルが現代に復活⁉想像で再現された「Subaru 2022b」とは

エストニアのカーデザイナーであるレインプリスク氏は、日産「フェアレディZ プロトタイプ」のオフロード仕様など現実では起こりえないクルマのCGを作成しています。今回レインプリスク氏がデザインしたのは、スバル「インプレッサ22B-STiバージョン」の現行仕様でした。

1000万円以上で取引されるスバルの伝説の名車が現代にあったら?エストニアのカーデザイナーが作成

 エストニアのカーデザイナーであるレインプリスク氏は、三菱「ランサーエボリューションXI」やトヨタ「MR2」の現代仕様、日産「フェアレディZ プロトタイプ」のオフロード仕様など、なかなか具現化されないようなクルマのCGを作成して、自身のSNSに投稿しています。

 そうしたなかで、スバル「インプレッサ22B-STiバージョン」がもし現代にもあったらという予測をレインプリスク氏は考案し、CGを公開しました。

もしスバル「インプレッサ22B-STiバージョン」が現行車だったら?(photo:Rain Prisk)
もしスバル「インプレッサ22B-STiバージョン」が現行車だったら?(photo:Rain Prisk)

 今回そんな「もしかしたら」を提案されたインプレッサ22B-STiバージョンは、ラリーで活躍した、2ドアクーペのスバル「インプレッサ リトナ」をベースにしたスバル「インプレッサ ワールドラリーカー97」のロードゴーイングモデルです。

 エンジンには「EJ22改型」の型式が付与された最高出力280馬力の2.2リッター水平対向4気筒ターボを搭載していました。

 1998年に400台限定で発売され、当時の価格は500万円(消費税含まず)でしたが、いまでは中古車がオークションなどで、1000万円以上の価格で取引されています。

 今回、作成されたCGは、「Subaru 2022b」と名付けられ、2021年11月に発表された高性能スポーツセダン、スバル新型「WRX S4」の2ドアバージョンのように見受けられ、まさに「インプレッサ22B-STiバージョンの2022年モデル」ともいえるデザインです。

 フロントから車体中央までは少しキャラクターラインが違うものの、ほぼ新型WRX S4のままに。ボディは2ドア化され、リアには新型WRX S4には設定されていない巨大なウィングが備え付けられています。

 さらに、インプレッサ22B-STiバージョンと同じ、ブロンズのホイールやチェリーレッドの六連星エンブレムを装着しているのも特徴的です。

 CGの中にはこのクルマの後ろにひっそりと元となったインプレッサ22B-STiバージョンの姿が確認でき「インプレッサ22B-STiバージョンの2022年モデル」であるという主張を感じることが出来ます。

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