エレガントなBMWの最上級モデル 改良新型「8シリーズ」世界初公開! クーペ/カブリオレ/グランクーペ同時に欧州で登場
BMW「8シリーズ」の改良新型が世界初公開されました。クーペだけでなくカブリオレ、グランクーペも同時に発表されています。
内外装を中心にブラッシュアップ
独BMWは2022年1月26日、BMWの最上級モデル「8シリーズ・クーペ」「8シリーズ・カブリオレ」「8シリーズ・グランクーペ」をマイナーチェンジして発表しました。
8シリーズはBMWのフラッグシップ・ラグジュアリークーペです。1990年に登場した初代「8シリーズ・クーペ」は1999年まで生産され、それからおよそ20年ぶりとなる2017年に現行型が世界初公開されました。
8シリーズ・クーペ/カブリオレ/グランクーペがそれぞれ「G14」「G15」「G16」というモデルコードで呼ばれています。
日本でも8シリーズ・クーペが2018年9月、8シリーズ・カブリオレが2019年2月、そして8シリーズ・グランクーペが2019年10月にそれぞれ発売されました。また2020年8月には8シリーズ・グランクーペに日本の匠とドイツのクラフトマンシップが融合した限定車「8シリーズ・グランクーペ京都エディション」が登場するなど、これまでBMWの最上級モデルにふさわしい数々の限定車を用意してきました。
今回世界初公開された改良新型8シリーズは、内外装を一新。フロントはBMWの「アイコニック・グロー」と呼ばれるキドニーグリルを採用しています。キドニーグリルに内蔵された「ウォーターフォールライト」は、改良新型8シリーズのエレガントさを際立たせるといいます。このイルミネーションは車両のドアを開けると同時に点灯、ドライバーが手動でオン/オフを切り替えることが可能です。
また可変配光のアダプティブLEDヘッドライトやアダプティブコーナリングライト、防眩ハイビームアシスタントの「BMWセレクティブビーム」が標準搭載されています。
さらに改良新型8シリーズは、すべてのグレードで「Mスポーツパッケージ」を標準装備。足元には19インチのMアロイホイールが標準で装着。
さらにV型8気筒エンジン搭載の上位モデル「M850i xDriveクーペ/カブリオレ/グランクーペ」には、ハイパフォーマンスモデル「M8」に搭載された「Mエクステリアミラー」を初採用しています。さらにこの上位モデルにはMスポーツブレーキシステムやMスポーツディファレンシャル、Yスポークデザインの20インチMアロイホイールが標準で装着されます。
インテリアでは、コントロールディスプレイの画面サイズを変更。従来の10.25インチから12.3インチに拡大されました。大型されたモニターは、タッチ機能によりさまざまなコントロールを高速で快適かつ直感的に操作できます。
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8シリーズのマイナーチェンジを機に、米国のアーティストであるジェフ・クーンズとコラボレーションした「THE 8 X JEEF KOONS」も登場する予定で、このモデルは2022年2月17日に初めて公開される予定です。
ジェフ・クーンズとBMWは10年以上前からパートナーシップを結んでいて、2010年にはル・マン24時間耐久レースに参加した「BMW M3 GT2アートカー」をデザインしています。この限定モデルTHE 8 X JEEF KOONSは、BMWのスポーツカーにおけるアートとドライビングプレジャーの融合を象徴しているといいます。
改良新型8シリーズの日本での発売時期は未定ですが、2022年内には登場すると予想されます。
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