「充電出来ない!」 EVの充電口が凍結!? トラブルがSNSで話題! 対処法はあるのか
同様のトラブルも?対処方法はあるの?
今回の事例は積雪地域で起こるケースといえますが、このようなトラブルは、実際に販売店にもよせられることはあるのでしょうか。
青森県の日産販売店の担当者は、「頻発する事例ではありませんが、過去にお客さまから問合せをいただいたことがあります」と話します。
また、青森県のような積雪の多い地域でのEV実情について以下のように説明します。
「気温の低い青森でも、数センチ程度の積雪では充電ポートが凍ってしまうということは基本的にありません。
ただ、クルマの全面に積雪するくらいの吹雪など、気象状況が酷な場合には充電ポートが凍る可能性は高いでしょう。
比較的暖かい日中に雪が溶けて水になり、それが夜間の冷たい空気で凍ってしまうというケースも考えられます」
このように数センチ程度の積雪ではEVの充電ポートも問題なく使用できるといえますが、大雪や吹雪などにより積雪量が多い場合には、今回話題となった投稿のように充電ポートが凍ってしまう可能性も低くないことがうかがえます。
また、岩手県の日産販売店の担当者も、「当店にはそうした問い合わせの事例はありません」としつつ、「気象状況によってそういったトラブルに見舞われる可能性はゼロではないでしょう」と話します。
では、こうしたトラブルを避けるためにはどのような対策をおこなったら良いのでしょうか。
前出の青森県の担当者は「可能であれば風の向きを考えて駐車をすることが効果的です」といい、下記のように説明を続けます。
「青森県の一部では、西から東に向かって風が吹くことが多く、雪も同様の方向に降り積もります。
そのため、フロントを東の方角に向けて駐車しておくなど、充電ポートに雪が積もらないようにすることをおすすめしています」
一般的にはカバーをかけるといった対策をおこなう人も多いかもしれませんが、このように風向きなどを考慮することも検討してみても良いかもしれません。
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