6速MT×ターボ搭載! トヨタ「ライズ」級の「ちいさいSUV」まもなく登場!? 全長4m以下の“カクカクデザイン”採用したフィアット「グランデパンダ」とは!
全長4m以下のコンパクトなSUVが日本に上陸する予定です。それがフィアット「グランデパンダ」です。どのようなモデルなのでしょうか。
ライズ級の「ちいさいSUV」とは?
「パンダ」は、イタリアのブランド「フィアット」が販売する人気のコンパクトカーです。1980年に初代が登場し、現在は3代目モデルを展開しており、同ブランドを代表するモデルのひとつです。
そして、次世代モデルへの進化を機にニューモデルが追加されました。それが「グランデパンダ」です。
日本市場への導入も予定されているグランデパンダですが、カテゴリーとしては使い勝手の良い「コンパクトSUV(クロスオーバー)」に属します。
ボディサイズは全長3990mm×全幅1760mm×全高1570mmとなっており、国内で大ヒットしているトヨタ「ライズ」(全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm)とほぼ同等の扱いやすい長さです。
一方で、全幅は1760mmと欧州車らしいワイドで力強いプロポーションを持っており、国内市場ではライズなどのコンパクトSUV勢はもとより、ファミリー層に根強い人気を誇るトヨタ「ルーミー」やスズキ「ソリオ」といったハイトワゴン勢のシェアをも脅かす存在として注目を集めています。

シンプルながらも洗練されたデザインと高い実用性が支持されるパンダですが、その歴史を振り返ると、特に、ジョルジェット・ジウジアーロ氏率いるイタルデザインが開発した初代は大ヒットし、一躍国民的モデルへと成長。2000年まで販売され、イタリアを代表するロングセラーとなりました。
2003年に5ドアとなった2代目が登場、2011年には現行モデルである3代目にフルモデルチェンジをしていますが、変わらずイタリア国内で高い支持を集めている一台です。
2025年1月には、この3代目の派生モデル(シリーズ4代目として扱うケースも)としてグランデパンダを本国で発売。従来の3代目パンダよりもボディサイズをひと回り拡大して使い勝手を向上させているのが特徴です。
ちなみに現行の3代目パンダは、名前を「パンディーナ」と改める形で販売を継続しています。今後は、従来のサイズ感を維持するパンディーナと、新世代のグランデパンダの2つのモデルでパンダシリーズを構成していく形となっています。
グランデパンダのエクステリアは、初代パンダを彷彿とさせる、面を強調した角ばった水平基調のデザインを採用。丸みを帯びたデザインだった2代目、3代目よりも力強さを感じるフォルムになっています。
また、エクステリアで特に目を引くのが、ピクセル基調のグリルとヘッドライトを備えたフロントフェイスです。この個性的なデザインは、長方形の窓が並ぶフィアットの旧リンゴット工場ビルをモチーフにしています。
5人乗りの室内にも、旧リンゴット工場ビル屋上にあったオーバル型テストコースをオマージュしたダッシュボードを設置。10インチ+10.25インチのディスプレイも同じような楕円型のフレームで囲われており、フレームの右端には初代パンダのミニチュアが取り付けられるという遊び心も取り入れられました。
その他、センターコンソールなども楕円形のデザインを採用。楕円パーツと、エアコン吹き出し口やディスプレイなどの長方形パーツとの対比も注目したいポイントです。
パワートレインは、当初は44kWhバッテリーと83kWモーターを組み合わせるBEV(電気自動車)と、1.2リッターガソリンターボエンジンとモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドというラインナップでした。その後、2025年9月に最高出力100psの純ガソリンターボモデルを追加し、計3種類となっています。
また、トランスミッションはマイルドハイブリッドが6速e-DCT、ガソリンターボが6速MTです。
自動緊急ブレーキシステムなど、最新の先進運転支援システム(ADAS)も搭載。使い勝手の良さはもちろん、安全性能の高さも魅力のひとつとなっています。
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日本市場へは2026年内の導入が予定されていますが、現時点(2026年5月)でインポーターからの正式な発売時期や価格のアナウンスはまだありません。
なお、本国イタリアではマイルドハイブリッドが1万8900ユーロ(日本円で約349万円)、BEVが2万2950ユーロ(約423万円)で販売されています(2026年5月下旬時点のレート)。
日本導入時にもこれらに近い、あるいは安全装備などを拡充した戦略的な価格設定になるのではないかと、ファンの間で期待が高まっています。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。


































