ナンバープレートが雪で真っ白!もはや番号は見えないから違反?だけど取締り対象なのか

ヘッドライトにも要注意! 安全のために雪はしっかりと払おう

 積雪で注意する必要があるのは、ナンバープレートだけではありません。

 ヘッドライトやテールランプといった灯火類も雪で覆われてしまう可能性があります。

 とくに、ヘッドライトは光量や光軸に規定があり、決められた以上の明るさで周囲を照らす必要があり、光量に関しては6400カンデラ以上とされています。

 ヘッドライトについては、道路運送車両の保安基準の細目を定める告示の第198条に規定があり、「白色であること」「灯器が損傷し又はレンズ面が著しく汚損していないこと」「レンズ取付部に緩み、がた等がないこと」などが定められています。

 雪が付着している場合は光量や光軸の規定はもちろん、レンズが汚損しているとみなされる可能性もあるため、注意が必要です。

ヘッドライトについている雪はできるだけ落としておくのがよい
ヘッドライトについている雪はできるだけ落としておくのがよい

 また、こうした法令への関わりに加え、ヘッドライトが暗いことで対向車から視認されない可能性や自車の進路が十分に照らせない可能性もあるでしょう。

 安全かつ円滑な交通のために、ナンバープレート同様に、ヘッドライトの雪も払っておく必要があるといえます。

※ ※ ※

 このように、ナンバープレートやヘッドライトに雪が付着していても、即座に違反になる可能性は高くないといえます。

 一方で安全かつ円滑な交通のために、雪が降った際に運転する場合には、ナンバープレートやヘッドライトの確認をおこなうようにしましょう。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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