SUVのトレンドは「イイトコ取り」!? 快適なのに悪路もイケる「クロスオーバーSUV」3選
都会的かつSUVらしい力強さを併せ持つクロスオーバーSUV
●マツダ「CX-30」
マツダのもっともコンパクトなSUVとして「CX-3」がありますが、よく似た名前のクロスオーバーSUVが「CX-30」です。
CX-3が「マツダ2(旧デミオ)」をベースとしているのに対し、CX-30は「マツダ3」とコンポーネンツを共有。ルーフ部分に余裕を持たせることでSUVらしさと後部座席の実用性も向上させています。
また、全長4395mm×全幅1750mm×全高1540mmという取り回しやすいサイズにとどめており、駐車場問題で悩むことがないのは大きなメリットです。

パワーユニットは2リッターガソリンエンジンが2種類と1.8リッターディーゼルがラインナップされています。
CX-30の特徴のひとつとして、6速MTの設定があることが挙げられます。オンロードでもスポーティに走りたいというリクエストにも応えてくれそうです。
さらに全高も1540mmと一般的なセダンに近いのも好印象。それだけ重心が低くなり、SUVがはじめてという人でも違和感なく運転することができます。
●ミニ「クロスオーバー」
日本でも根強い人気を誇るミニですが、なかでも4ドアを採用し「小さくないミニ」として人気になっているのがミニ「クロスオーバー」です。
現行モデルは2017年に登場した2代目。2020年に大幅改良を実施し、より力強いデザインへと刷新されました。
また、完成度は高いものの普段の乗降性に不満があった2ドアでなく、ミニクロスオーバーは実用性を考慮した4ドアを当初から採用しています。
随所にミニらしさを感じさせる要素を残しつつ、全長4315mm×全幅1820mm×全高1595mmという立派なサイズを実現。
エンジンのラインナップも多様で、1.5リッターガソリンと2リッターディーゼルを用意。さらに、ミニ初のプラグインハイブリッドモデルも設定されました。
なお、駆動方式はグレード別に前輪駆動と四輪駆動が設定されます。
ミニクロスオーバーは、ミニの特徴であるコンパクトな可愛さではなく、踏ん張り感のあるSUVスタイルがウケています。
ミニのコアなファンが選ぶというより他車から乗り換えるオーナーも多いようです。
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クロスオーバーSUVはワゴンとしてもSUVとしても使える優等生です。
今回紹介したモデルのほかにも、トヨタ「ヤリス」をベースにした「ヤリスクロス」や「カローラ」をベースにした「カローラクロス」、スバル「インプレッサ」をベースにした「XV」といったモデルがあり、今後もラインナップが増えることが予想されます。
Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ
2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。




























