アウディ「e-tron GT」は兄弟車ポルシェ「タイカン」とどう違う? RSモデルに走ってわかった個性とは

2021年2月に世界初公開され、同年4月6日に日本で発表されたアウディの4ドアグランツーリスモEV「e-tron GT」。その高性能版となる「RS e-tron GT」は、どんなモデルなのでしょうか。モータージャーナリストこもだきよし氏によるレポートです。

エモーショナルなデザイン 走りはまさにグランツーリスモ

 TVCFでカッコいいスタイルを見せつけて、乗ってみたいと思わせる魅力に溢れ返ったアウディの新型BEV(バッテリーEV)が「RS e-tron GT」です。

 ポルシェのBEV「タイカン」とは兄弟関係にありますが、RS e-tron GTはもっとエモーショナルなエクステリアデザインです。ベースは同じでもブランドによって趣向を変えているということです。

アウディ「RS e-tron GT」
アウディ「RS e-tron GT」

 乗ってみてもタイカンよりさまざまな面でソフトな感じで、スポーツカーのタイカンとはまた違う味に仕上げられていました。

 アウディモデルの「RS」とはレーンシュポルト(英語ではレーススポーツ)の略で、サーキットを走る高性能車を意味しますが、GTという名前が付いて長距離ドライブが得意なことを示しています。

 走り始めて最初に感じるのは乗り心地が良いことです。

 前245/45R20、後285/40R20という偏平のハイパフォーマンスタイヤを履いていても、路面の不整を通過したときの当たりがマロヤカで、ソフトな感じです。

 さらに硬めではありますが、サスペンションの上下方向のストローク感もあるので快適です。ただボディ剛性の高さ、芯の強さは感じます。ドライブセレクトのスイッチでドライブモードを切り替え、一番硬い「ダイナミック」を選択しても、乗り心地のしなやかさは失われず意外にも悪くはならないです。

 ドライブセレクトで選べるのは、「エフィシェンシー」「コンフォート」「ダイナミック」「インディビデュアル」の4種類です。アクセルゲインやハンドル手応え、サスペンションの硬さ、車高(エアサス調整による)、サウンドなどが変わります。

 インディビデュアルでいくつかの項目を自分の好みに設定すれば、それを一発で呼び出すこともできます。

 ダイナミックを選ぶと、まず発進から力強さを感じます。これはアクセルゲインが上がるためで、ペダル操作を丁寧にしなくてはなりません。それでもカドがあるような動きにはならないので、上品なセッティングだといえます。

 またBEVなのでエンジンが付いてないのですが、サウンドも変わります。アクセルペダルを踏んだときに、エンジン音ではない迫力ある合成音が聞こえてきます。

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