「予防的通行止め実施の可能性も」首都高が今冬の大雪対策を公表! 車両滞留を徹底回避へ
首都高が今冬の積雪・凍結対策の取り組みのまとめについて2021年12月15日に公表しました。どういった対策が検討されているのでしょうか。
首都高が実施する今冬の積雪・凍結対策とは
首都高速道路株式会社(以下:首都高)は、今冬の積雪・凍結対策の取り組みのまとめについて、2021年12月15日に公表しました。
首都高では、2018年1月22日から積雪・凍結により発生した「長時間の車両滞留」および「通行止めの長期化」の検証をおこない、さまざまな積雪・凍結対策を実施。
また、昨年2020年の冬に起きた大規模車両滞留を踏まえ、「冬季道路交通確保対策検討委員会」においてとりまとめられた、「大雪時の道路交通確保対策中間とりまとめ(2021年3月改定)」では、従来の「道路ネットワーク機能への影響の最小化」から「人命を最優先に、幹線道路上で大規模な車両滞留を徹底的に回避する」ことに基本的な考え方を転換されました。
これらを踏まえ、首都高では大雪が予測される場合に車両滞留を回避するため、料金所封鎖や、計画的・予防的通行止めを実施する可能性があるとしています。
具体的な情報提供の例として、首都高のWEBサイトのほか、専用の道路交通情報アプリ「mew-ti(ミューティー)」や公式SNSで交通規制情報が提供されます。
大雪が予測される場合には、気象情報に基づいて出控え広報や通行止め予定情報、通行止め実施情報等、適切に情報を発信するとしています。
このほか、積雪・凍結への取り組みとして、通行止め時間の最小化を目指し、除排雪体制を強化。
また、凍結防止対策を実施するとともに立ち往生リスク箇所の監視強化(カメラ増設等)およびレッカー車両の増車などを図るとしています。
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