日産新ロゴの爆イケ顔「タウンスター」受注開始! カングー日産版として誕生した欧州向け新型商用車とは
欧州日産が、小型商用車の新型「タウンスター」のガソリンエンジン仕様について受注を開始しました。ルノー「カングー」の日産版ともいえるこのタウンスターは、どのようなクルマなのでしょうか。
ガソリンエンジン仕様の受注がスタート
日産の欧州法人は2021年12月15日、小型商用車(LCV)の新型「タウンスター」について、欧州全域で受注を開始したと発表しました。
ルノー・日産・三菱アライアンスのCMF-Cプラットフォームを採用する新型タウンスターは、2021年3月に世界初公開されたルノー新型「カングー」の日産版モデルにあたるクルマです。
同社商用車の「NV250」「e-NV200」の後継モデルとして欧州市場に投入されます。
今回受注が始まった新型タウンスターのガソリンエンジン仕様は、バンとワゴンの2タイプを用意。
いずれも5人乗りで、レッグルームは前1478mm・後1480mm、ショルダー/エルボーロームは前1524mm・後1521mmが確保されクラス最大の広さといいます。
また、90度近くまで開くフロントドアや、後席へのアクセスが容易なスライドドアなど、高い乗降性も兼ね備えています。
ラゲッジスペースは775リットルから最大3500リットルまで拡大可能。さらにフロントとリアに合計49.5リットルの収納スペースも備えています。
搭載される1.3リッターガソリンエンジンは、最高出力130馬力、最大トルク240Nmを発揮し、燃費は最大6.4L/100km(約15.6km/L)です。欧州の最新の排出ガス規制である「ユーロ6dフル」に適合します。
装備は、アラウンドビューモニターや車線維持アシスト、交通標識認識、トレーラースウェイアシスト、後側方車両検知警報、坂道発進アシスト、横風アシスト、前方のクルマや人との衝突回避を支援するインテリジェントエマージェンシーブレーキなどが用意されます。
またワゴンタイプは、キャビン全体の品質を向上し、乗員の快適性をアップしました。
ガラスを厚くして断熱性を高めることで、クラス最高レベルの静粛性を実現するとともに、直感的に操作できるデュアルゾーンエアコンシステム(リアベント付)を採用し、室温の調節も容易にしています。
なお、欧州日産は2021年9月、タウンスターについて、ガソリンエンジン仕様のほか電気自動車(EV)仕様の投入も発表しています。
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