マツダの新型SUV「CX-50」がタフすぎる! なぜ日本で売らない!? 北米のワイルドSUVが激アツ!
SUVが世界的なブームとなるなか、北米ではオフロード性能を高めたワイルド系のSUVを日本車メーカーが展開しています。一体どのようなモデルがあるのでしょうか。
日本車メーカーがゴツい系SUVを北米に投入
昨今はSUVが注目されており、各自動車メーカーからさまざまなモデルがラインナップされています。
なかでも「コンパクトSUV」は人気が高いジャンルで、明確な定義はないものの、おおむね全長4500mm以内の扱いやすいボディサイズで日本の道路事情に適しているのが特徴。
トヨタ「ライズ」「ヤリスクロス」「カローラクロス」、ホンダ「ヴェゼル」といったモデルの販売が好調です。
海外でもSUVがもてはやされる傾向が続いていますが、北米では日本とは違ったブームが起こっており、アウトドアを意識してオフロード性を高めたSUVを日本車メーカーが相次いで登場させています。一体どのようなモデルがあるのでしょうか。
マツダは2021年11月に新型「CX-50」を初公開しました。
同社のデザインテーマ「魂動デザイン」によるエレガントさと、SUVの力強さとタフな機能性を融合させ、流麗なロングシルエットとワイドなスタンスのダイナミックなプロポーションを実現しています。
また、前後バンパーのスキッドプレートや樹脂製フェンダーをはじめ、タフさを感じさせるアイテムを装着。自然のなかでも存在感を際立たせるスタイルとしました。
内装は、現行のマツダ車と同様にドライバーを中心としたレイアウトを採用。また、マツダ初となるパノラミックムーンルーフを採用することで、自然との一体感を高めています。
さらに、オフロードでも安心な最低地上高を確保し、またルーフへの積載性や使いやすいパッケージングやパノラマサンルーフを採用するなど、アウトドアアクティビティを楽しめる機能性を備えました。
エンジンは、2.5リッターガソリン(自然吸気)と2.5リッターガソリンターボを搭載し、駆動方式は全車「i-ACTIV AWD」を採用。
「MAZDA INTELLIGENT DRIVE SELECT (Mi-Drive)」により走行モードが選択でき、オンロードの人馬一体の走りはそのままに、さまざまな路面状況において高いコントロール性による安心・安全な走りを可能としました。
新型CX-50は、トヨタとの合弁新工場「Mazda Toyota Manufacturing,U.S.A., Inc.」で2022年1月より生産を開始し、同年より発売されることになっています。
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ホンダは、北米で販売される5人乗りSUV「パスポート」のオフロード仕様として、「パスポート トレイルスポーツ」を追加することを2021年9月に明らかにしました。
パスポートは「CR-V」(全長4625mm)の兄貴分にあたるSUVで、全長4839mm×全幅1996mm×全高1808-1834mmというボディを持ちます。
オフロード性能を強化したパスポート トレイルスポーツは、もともとタフなデザインのパスポートに専用のパーツを装着し、より迫力のあるスタイルを実現しました。
専用フロントグリルやシルバーのスキッドガーニッシュをボディ前後に装着したことで、SUVらしさを強調。さらに、走行性能向上のためトレッド幅を10mm拡大し、トレイルスポーツ専用の18インチホイールを装着します。
フロントグリルとテールゲートには、自然の美しさや探検心をイメージしたオレンジ色の「トレイルスポーツ」ロゴが、内装においてもフロントシートのヘッドレストには「トレイルスポーツ」ロゴが刺繍されたほか、ステアリング、ドアパネル、シートにオレンジ色のステッチが施されました。
搭載されるエンジンは3.5リッターV型6気筒で、路面状況に応じて前後輪の駆動力を電制制御する「i-VTM4トルクベクタリング四輪駆動システム」を搭載します。
パスポート トレイルスポーツは2021年冬に米国で発売される予定です。
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