オラ顔の電気自動車SUV「iX」日本上陸! 同時に発表された「iX3」とはどう違う?
ビー・エム・ダブリュー(BMW日本)は2021年11月4日、新型の電気自動車(EV)「iX」を発表、販売を開始しました。
航続可能距離は650km 2モーターの4WDモデル
ビー・エム・ダブリュー(BMW日本)は2021年11月4日、新型の電気自動車(EV)「iX」を発表、販売を開始しました。
iXはSAV(スポーツアクティビティビークル)をベースにBMWが次世代を見据えて開発したモデルになります。
全長4955mm×全幅1965mm×全高1695mm、ホイールベースは3000mmというボディサイズを持つフルサイズSUVで、同社のSAV「X5」(全長4935mm×全幅2005mm×全高1700mm)と近いサイズ感になっています。
iXは、前輪用と後輪用のふたつのモーターを搭載する持つ4輪駆動モデルです。
上位グレードの「iX xDrive50」は、前輪を最高出力190kW・最大トルク365Nmを発揮する電気モーターと、後輪を230kW・400Nmを発揮する電気モーターを持ち、システムトータル最高出力は385kW(約523馬力)・トータル最大トルク765Nmを発揮します。
またリチウムイオンバッテリーの容量は303Ahで、一充電走行距離は650kmです。車両価格は1116万円(消費税込、以下同)です。
ベースグレードの「iX xDrive40」は、前輪を190kW・290Nmを発揮する電気モーター、後輪を200kW・340Nmを発揮する電気モーターを持ち、システムトータル最高出力は240kW(約326馬力)・最大トルクは630Nmです。
リチウムイオンバッテリーの容量は232Ahで、一充電走行距離は450km。価格は981万円です。
エクステリアは大胆かつモダン、さらに最小限をコンセプトにしているといいます、大型キドニーグリルを採用し、キャラクターを強調しつつBMWモデルのなかでもっともスリムなヘッドライトのデザインを採用することで、次世代のイメージを強調。さらにリアにも薄くシャープなリアライトを採用、さらにリアトレッドをワイドにすることで存在感を表しています。
インテリアも、BMWモデルとしては初めて、メーターパネルとコントロールディスプレイを一体化させてデザインを際立たせているとともに、形状を湾曲したカーブドディスプレイを採用、操作性や視認性を高めています。
また多くのボタン類を廃止し、送風口をスリム化することで運転席まわりをすっきりさせつつ、iDriveコントローラーを他モデル同様に装備することで操作性を維持しています。
さらに六角形のステアリングホイールをBMWモデルとして初めて採用。ヘッドレスト一体型シートの採用など、後席においてもゆったりとした空間を誇ります。さらにオプションの「ファーストクラスパッケージ」を選択すると、電動シート調整スイッチやスタート/ストップボタン、iDriveコントローラーなどがクリスタル製となり、未来感あふれる演出も可能になっています。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。