なぜ人気なの? トヨタ「ルーミー」が売れ続ける理由は絶妙な立ち位置だから?

トールワゴン人気のなかで、なぜルーミーがダントツで売れるのか?

 ライバルの良いところを併せ持つトールワゴンのなかで、なぜルーミーが人気なのでしょうか。

 実際にユーザーが魅力に感じている部分として、ターボ搭載グレードがラインナップされているという点があるようです。

 ルーミーのターボ搭載グレードについて、都内のトヨタ販売店の担当者は以下のように話します。

「ルーミーのなかでも、グレード名に『T』がついているモデルはターボ搭載グレードとなっています。

 ルーミーの排気量は1リッターで、そこまで大きくはありませんが、ターボが搭載されていることで、実際には1.5リッターほどのパワーを持っています。

 そのため、高速道路などを利用して遠出をすることが多い人などに、比較的ストレスなく運転していただけます」

 ターボが搭載されていることで、ルーミーは瞬発的な加速性能が備わっており、高速道路での合流などをスムーズにおこなうことが可能です。

 さらに、ライバルであるソリオは排気量が1.2リッターと、ルーミーよりも排気量が大きいものの、ターボも踏まえた実際の走行性能では、ルーミーのほうがパワーがあると感じるユーザーも少なくないようです。

5人乗っても不足ないパワー感が魅力だという人もいる
5人乗っても不足ないパワー感が魅力だという人もいる

 また、ルーミーは安全性の高さも魅力のひとつとなっており、予防安全機能である「スマートアシスト」が全グレードに標準装備されています。

 スマートアシストでは「全車速追従機能付きACC」が搭載されており、高速道路などの走行において前方の車両に合わせて、クルマが自動で速度を制御します。

 また、前方車両が進んだことに気がつかない場合にブザーで発進を促す「先行車発進お知らせ機能」、前後へ誤発進した際にブレーキを制御する「ブレーキ制御付き誤発進抑制機能」など、さまざまな安全機能が搭載されています。

 こうした安全機能の充実も要因となり、前出の担当者は「ルーミーは高齢のお客さまからの購入も多い」と話します。

<

トヨタ ルーミー
トヨタ ルーミー
  • 新車販売価格:155.6~223.9万円
ボディタイプ
ステーションワゴン
販売年月
2020年09月~生産中

【画像】スゴい迫力ですね! カッコよくなったルーミーを見る(16枚)

トヨタが提案する救急車発見技術がスゴすぎる!

画像ギャラリー

1 2

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

4件のコメント

  1. いなかのラーメン屋がつかうワンボックスカー 同じワンボックスカーでもトヨタはセンスありますから!

  2. それではなぜ、トールは売れないのでしょうか・・・。
    販売比は9:1で圧倒的にルーミーが多いそうな。
    この車を買う層にはダイハツ製だろうと「トヨタ車」になってしまうんでしょうね。

  3. ワタシは服にお金かけるつもりない、
    けど流行りは押さえておきたいからしまむら派です。

    ルーミーってそんなもん。

  4. 何から何まで、ソリオに軍配が上がります。別にスズキの信者ではありません。会社に社用車で両方あるので乗り比べての感想です。こんなチョチョイノチョイ車にお金を出すのはもったいない。四人乗って荷物を積んで快適に?論外です。アクセル踏んでも走りませんよ。ブレーキも甘いし、曲がりません。五人乗り?後ろの真ん中の人はシートベルトのバックルの上にお尻を置くスタイルですよ、とてもじゃないが乗ってられません。トルクステアも改善されてませんね。今時の車で考えられないですね。しかしこれが売れる。不思議で仕方がないですね。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー