なぜ人気なの? トヨタ「ルーミー」が売れ続ける理由は絶妙な立ち位置だから?

トヨタ「ルーミー」は人気のトールワゴンです。ルーミーの人気の理由はどういったところにあるのでしょうか。

トヨタ「ルーミー」売れる理由は「ちょうどいい」?

 人気のトールワゴンとなるトヨタ「ルーミー」は、2021年度上半期(4月から9月)にて登録車2位の販売台数を記録しています。
 
 さまざまな人気車があるなかで、ルーミーの魅力はどのような部分にあるのでしょうか。

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タンクを統合した新生「ルーミー」はいまや大人気に! ルーミーの魅力とは
タンクを統合した新生「ルーミー」はいまや大人気に! ルーミーの魅力とは

 2016年11月にダイハツ「トール」とそのOEM車としてトヨタからルーミーと「タンク」、スバル「ジャスティ」が登場しました。

 その後、2020年9月のマイナーチェンジではルーミーとタンクが統合され、ルーミーの一部グレードとしてタンク顔の仕様が継続されています。

 2021年11月現在、ルーミーが属する登録車(小型車)のトールワゴンというカテゴリーには、前述のトールとジャスティ以外にスズキ「ソリオ」くらいしか存在していません。
 
 しかし、実際のユーザーからは軽自動車のスーパーハイトワゴンやコンパクトミニバンが比較対象となっています。

 スーパーハイトワゴンとしては、ホンダ「N-BOX」やダイハツ「タント」、スズキ「スペーシア」などが存在し、コンパクトミニバンではトヨタ「シエンタ」やホンダ「フリード」が挙げられます。

 そのため、ルーミーにはさまざまなライバルが存在し、まさに激戦区で売れている1台といえます。

 ルーミーに関する声をSNSで見ると「運転にストレスがない」「室内が広くて乗り込みもしやすい」「安全装備が豊富で安心」といった意見が挙げられていることがわかります。

 また、軽自動車のスーパーハイトワゴンと比較した際、登録車であるルーミーはボディサイズがひと回り大きいため室内がより広いことがポイントです。

 例えば、ルーミーとタントのサイズを比較すると、ルーミーはボディサイズが全長3700mm×全幅1670mm×全高1735mmとなり、タントは全長3395mm×全幅1475mm×全高1755mm(4WDでは1775mm)です。全高についてはそれほど大きな差はありませんが、全長と全幅はルーミーのほうが一回り大きく、その分後部座席や荷室がより広くなっています。

 走行性能面では、軽自動車は排気量が660ccなのに対し、小型車であるルーミーは1リッターとなるため、家族4人で荷物も積んでの移動においいてストレスが軽減される傾向にあります。なお、軽自動車は4人乗りですが、登録車のルーミは5人乗りです。

 また、金額面において軽自動車と小型車では、税金、保険、燃料などさまざまなコスト面は軽自動車のほうが安くなります。

 そうしたなかで、ユーザーからは「軽自動車と悩んだけど、維持費より普段の快適性をとったのでコンパクトワゴンにした」「軽自動車のほうが維持費は安いけど、ストレスなく移動したい」という声が見受けられます。

 一方で「買い物車だから維持費の安い軽自動車にした」「セカンドカーなので安くすむ軽自動車にした」といった声もあり、ユーザーのライフスタイルによって、どちらを選ぶかは異なっています。

 これらのコスト面は登録車で排気量などが大きくなるほど高くなる傾向にあります。

 そのため、軽自動車よりも快適かつ排気量が小さいという部分がルーミーなどのトールワゴンを支持するポイントといえそうです。

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