日産新型「フェアレディZ SUV」作ってみた!「車高アップ&オバフェン」のカスタムイメージ! 意外とアリかも!?

今冬に日本で発表されるという日産新型「フェアレディZ」。すでに北米では先行して新型「Z」としてお披露目されています。では、あえて新型フェアレディZをクロスオーバー化(SUV化)するとどのような形となるのでしょうか。

新型フェアレディZをSUV化してみた!

 日産は、2021年8月18日に新型「Z(日本名:フェアレディZ)」を米国・ニューヨークにて世界初公開。北米市場では2022年春頃の発売が予定されています。
 
 一方、日本では今冬の発表が予定されている新型フェアレディZ。発売時期は未定ですが、SNSでは登場を期待する声も多く見られます。
 
 そうしたなかで、昨今では車高を上げるほか樹脂製フェンダーアーチやモールを装着するクロスオーバー風カスタムが流行りつつあります。自動車メーカー自体も純正仕様として展開する例もあります。
 
 では、あえて新型フェアレディZをクロスオーバー化(SUV化)するとどのような形となるのでしょうか。

新型フェアレディZをSUV化したらどうなる?
新型フェアレディZをSUV化したらどうなる?

 新型フェアレディZは、歴代の「Z」へのオマージュを感じさせる「伝統と最新技術の融合」をテーマにデザインされました。

 そのため、ロングフードや低重心のリアスタンスなど、歴代モデルを継承するシルエットに仕上げられているほか、ヘッドライトは240ZG(S30型)、テールライトはZ32型を彷彿とさせるデザインに最先端技術を取り入れています。

 一方でフェアレディZのSUV化を過去に試みた事例もあり、2008年に登場した現行フェアレディZ(Z34型)の車高を挙げてオフロード仕様に仕立てています。

 これは、タイヤメーカーの横浜ゴムが「Z×GEOLANDAR」というコンセプトで、同社が展開するRVタイヤ「GEOLANDAR」をアピールするために作られたモデルです。

 前後のフェンダーはGEOLANDARを装着するためオーバーフェンダー化。さらに、視認性向上の前後LEDライト、アンダーカバー、オフロードサスペンションを装着しています。

 こうした経緯もあり、新型フェアレディZでもSUV化をするメーカーやブランド、ユーザーが出てくるかもしれません。

 では、ひと足先に新型フェアレディZをSUV化してみましょう。今回、レンダリングを制作したのは、3Dモデラー・レンダリングアーティスト/自動車デザイナーとして活躍するスペイン在住のJavier・Oquendo氏です。

 Javier・Oquendo氏は、将来的に発売を予定しているARIOSブランドの新型フェアレディZ用ボディキットのデザインも手掛けています。

 今回は、あくまでも前述のようなベースのデザインコンセプトを残しつつ、オフロード仕様に仕立てています。

 フロント部分には悪路走行時にバンパーを守るようなシルバーのスキッドプレート風アイテムを装着。

 足元では、走破性能を向上させるために車高を上げるほかに、オフロードタイヤを装着させ、ワイドトレッド化に伴い樹脂製オーバーフェンダーを採用しました。

 また、オーストラリア向けなどのトヨタ「ランドクルーザー」にも採用されるシュノーケルをフロントフェンダー部分に取り付けることで渡河性能も向上させています。

※ ※ ※

 2021年10月時点で、日本における新型フェアレディZの発売時期は明らかになっていません。

 しかし、発売後にはさまざまなカスタムブランドやショップからパーツが登場することは予想されるため、流行りのSUV風なカスタマイズを手掛ける人が出てくる可能性はありそうです。

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