駆けぬける歓びが激進化! BMW改良新型「M135i」が 欧州で登場
独BMWは2021年10月20日、BMW Mパフォーマンスモデル「135i xDrive」を改良、欧州で発表しました。
ボディカラーも3色の新色を用意
独BMWは2021年10月20日、BMW「M135i xDrive」を改良、欧州で発表しました。

BMW「1シリーズ」は、全長4355mm×全幅1800mm×全高1465mm、ホイールベースは2670mm(日本仕様)というサイズの5ドアハッチバックです。BMWラインナップでもっともコンパクトなモデルで、現行型は2019年に登場した3代目(F40型)となります。
今回改良を受けたM135i xDriveは、BMW M社が開発をおこなう高性能の「Mパフォーマンスモデル」という位置づけのトップグレードです。
搭載する2リッター直列4気筒ターボ「B48A20E型」エンジンのスペックは最高出力306馬力・最大トルク450Nmと、従来と変わりありませんが、ドライビングプレジャーのさらなる向上を図るために、足まわりのセッティングを変更しています。
前輪のキャンパー角を大きくし、コーナリング時の横方向の力の吸収を最適化。さらにフロントにウイッシュボーンを取り付けるために追加で新たなハイドロマウントを搭載、またリアアクスルのトレーリングアームとコントロールアームのマウントも再設計されました。
さらにスプリングとダンピングシステムのレートも最適化。その結果、コーナリング時のロールが大幅に改善され、ステアリングフィールも向上しているといいます。
MスポーツステアリングやMスポーツブレーキも標準装備。さらに18インチMライトアロイホイールが標準、オプションで19インチMライトアロイホイールも用意されます。
ツインテールパイプエキゾーストシステムにも手が加わっています。Mモデルらしいエンジン音を楽しむため、アクセルの動きに合わせて瞬時に音響信号に変換。オーディオのスピーカーを通してエキゾーストノートが増幅されます。またエンジン始動時には、M135i用に特別に制作されたサウンドコンポジションが流れます。
さらにボディカラーもサンパウロ・イエロー、フローズンオレンジメタリック、フローズンピュアグレーという3色の新色を用意しています。今回のM135iパフォーマンス向上にともない、BMWライプツィヒ工場にはあらたな塗装ブースを用意し、個別の塗装仕上げや特別な塗装にも対応できるようになっています。
改良新型M135i xDriveの日本導入時期は未定です。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。









