200円目前も! ガソリン価格はいくらまで高くなる? 日本の北と南で人々の生活に影響は

レギュラーが1リットル200円!? 離島のガソリン事情とは?

 一方で、離島の場合でも影響はあるのでしょうか。

 鹿児島県に属する島である「屋久島」では、島を囲むように12店舗ほどのガソリンスタンドが存在しています。

 なかでも屋久島空港前のガソリンスタンドのスタッフは、今回のガソリン高騰について以下のように話します。

「この場所は観光客の利用が多いので、『本州と価格が違いすぎる』といった苦情は多いです。今回の高騰でも『高くなってる』という声も多く挙がっています」

 こうした島でのガソリンは月に2回タンカーで届けられるといいます。

 高騰前は160円代だったガソリン価格は今では172円と、やはり離島でも10円以上価格の高騰が見られているようです。

 生活での影響について次のように話しています。

「ガソリンは高騰しても100円、200円ほどの差ですが、今後寒くなってきたら、灯油を使ってお風呂を沸かすので、こうした毎日使うものだとより家計に響くかなと思います」

 原油自体の価格が高くなっていることで、灯油にも影響があり、今後冬になるにつれて、お風呂のボイラーやストーブなどの使用で影響が出てくるといえます。

灯油の価格も7週連続で値上がりが続いている(10月18日時点)
灯油の価格も7週連続で値上がりが続いている(10月18日時点)

 一方で、屋久島空港から離れた東側に位置するガソリンスタンドでは、高騰前の価格は140円代から150円だったそうですが、現在の価格は165円となっています。

 しかし、影響としては屋久島空港近くのガソリンスタンドとは異なるようで、次のように説明しています。

「新型コロナ禍によって販売自体が減っているので、ガソリン高騰よりもコロナウイルスの影響のほうが大きく感じています。

 本土だと1円、2円の違いでガソリンスタンドを選ぶ人がいると思いますが、屋久島の場合では近いところ、行きやすいところを選んでいる人が多いです。

 このため、『高くなった』という声は見られるものの、今回の高騰により大幅な影響はないです」

 このガソリンスタンドでは、島で生活している人の利用が多いため、価格の差により大きな影響や周りからの声は特別ないそうです。

 このほか、SNSでは「与那国島ではガソリン価格が一番高くなっている」という声も見られおり、実際に与那国島のガソリンスタンドに聞いてみたところ、現在では196円と1週間単位で価格が上がっているといいます。

 スタッフの人の話では、「もう少しで200円に到達するのでは」という意見も見られました。

 地域によっても異なるガソリン価格ですが、普段レギュラーガソリン価格「200円」はあまり目撃しないため、今後どうなっていくのか気になるところです。

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