2022年に日本上陸!? オペル新型「アストラ」欧州で販売開始! VW「ゴルフ」最大のライバルは約300万円から
独オペルは2021年10月13日、6世代目となる新型「アストラ」の注文を、ドイツおよび欧州各国で開始しました。
オペルのベストセラーコンパクトが6世代目に進化
独オペルは2021年10月13日、6世代目となる新型「アストラ」の注文を、ドイツおよび欧州各国で開始しました。
アストラは、1991年に初代が登場したオペルのベストセラーモデルとなるCセグメントハッチバックです。新型は2021年7月3日に世界初公開されました。アストラ名としては6代目、前身の「カデット」を含めると11代目となる歴史あるモデルになります。
今回登場した新型アストラは全長4374mm×全幅1860mm。ホイールベースは2675mmと、先代比で13mm長くなっていますが、全長は4mmの延長にとどまっています。また新型アストラのラゲッジルームは調整可能なフロアを備え、4名乗車時にも422リッターの荷室容量を備えています。
110馬力を発生する1.2リッター直列3気筒ターボ+6速MTのエントリーモデルのドイツでの車両価格は、2万2465ユーロ(日本円で約300万円。19%の付加価値税VAT含む)と、従来型とほとんど変わっていないといいます。
新型アストラのインテリアは、デジタル化された「ピュアパネル」により、アナログの計器類はなくなっています。ユーザーはスマホのようにタッチスクリーンを使って直感的に操作することが可能です。ピュアパネルはふたつの10インチディスプレイで構成されています。またフロントガラスへの映り込みを防ぐシャッター状のレイヤーにより、ディスプレイ上のフードが不要となり、ハイテクな雰囲気と機能性を高めています。
さらに自然言語による音声コントロールやタッチ操作が可能なマルチメディア・インフォシステムは全グレードに標準装備。またワイヤレスでApple CarPlayやAndroid Autoに接続が可能です。
また注目はシートの快適性です。自社開発のフロントシートは人間工学に基づいて開発され、とくに長距離ドライブで快適さを提供します。ドライバーはヘッドアップディスプレイから半自動運転の「インテリドライブ2.0」、インテリビジョン360度カメラまで、最先端のアシスタントシステムによってサポートされます。
プラットフォームは旧PSA系の最新第3世代「EMP2」をベースにしています。フロントにマクファーソンストラット、リアにトーションビームというサスペンションは、高いヨーコントロールを実現するように設計されており、ブレーキング時には強い制動力を発揮、コーナリング時にも高い安定性を維持しています。ねじり剛性は先代にくらべて14%高くなっています。
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