2022年に日本上陸!? オペル新型「アストラ」欧州で販売開始! VW「ゴルフ」最大のライバルは約300万円から
エクステリアは、最新のオペルのデザイン要素「オペル・ヴァイザー」を採用。これはSUVの「モッカ」「クロスランド」「グランドランド」に続くもので、ハッチバックとしては初の採用になります。ボンネットのシャープなラインとデイライトランニングランプの翼型グラフィックという縦と横の軸が、オペルエンブレムと交わります。また超薄型のインテリルクスLEDヘッドライトも特徴です。
パワートレインでは、ガソリン/ディーゼルエンジンに加えて、アストラとしては初めてプラグインハイブリッド(PHEV)を用意。ガソリン車は110馬力から130馬力を用意、PHEVは225馬力のシステム出力を実現しています。またガソリン/ディーゼルエンジン車は標準で6速MTが組み合わされ、上位モデルには8速AT(PHEVは電動8速AT)がオプションで用意されます。
このアストラPHEVのドイツでの車両価格は3万5800ユーロ(約475万円)からとなりますが、ドイツの環境ボーナスを差し引くと、実質2万8622.50ユーロ(約380万円)から購入できるといいます。
新型アストラは2022年初頭に欧州で納車がはじまる予定となっています。
※ ※ ※
アストラは、1991年に登場した初代アストラと、1998年に登場した2代目、そして2004年に登場した3代目までは日本でも販売されていたため、日本でもファンが多いCセグメントハッチバックになります。2006年5月にオペルブランドが日本市場から撤退したため、3代目以降は日本では正規導入されませんでした。
そのオペルは長い間GM傘下のドイツブランドでしたが、2017年にGMとの関係を断ち切り、当時のグループPSA(現在はステランティス)のブランドになっています。
そして2020年2月に、プジョー、シトロエン、DSブランドを日本で展開するグループPSAジャパンは、オペルの日本市場への再参入を発表しています。
その直後に世界的な新型コロナウイルス感染拡大があり、欧州にあるオペルの工場でも生産を停止する事態に陥ったため、当初の導入スケジュールは多少ずれたようですが、それでも2022年前半には日本でオペルブランドを展開する予定だとしています。
15年ぶりとなる日本再参入を決めたオペルですが、まず登場するのはBセグメント・コンパクトハッチバックの「コルサ」、コンパクトミニバンの「コンボライフ」、そしてCセグメントSUVの「グランドライドX」の3車種になります。
新型アストラはこのなかに入っていませんが、以前日本で展開していたときにもアストラは人気車種だったこともあり、2022年中には上陸するのではないでしょうか。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。