14年ぶり刷新のレクサス新型「LX」はどんな最上級4WD? 迫力マシの専用「オフロード」仕様もスゴかった

2021年10月14日、レクサスは新型「LX」を世界初公開し、2022年初頭に発売すると発表しました。本格的な悪路走破性を備えるモデルですが、4代目となる新型にはどんな特徴があるのでしょうか。

指紋認証スタートスイッチ採用で盗難防止にも配慮

 レクサスは2021年10月14日に4代目となる新型「LX」を世界初公開しました。LXは、日本では2015年から3代目モデルの正規販売が開始されたクルマですが、グローバルでは2015年以前から販売されています。今回、3代目から4代目へと全面刷新されることになりますが、どんな点が進化したのでしょうか。

レクサス新型「LX」の国内専用仕様「オフロード」
レクサス新型「LX」の国内専用仕様「オフロード」

 初代LXは1996年に北米で登場。レクサスの最上級SUVに位置づけられ、1998年には早くも2代目へフルモデルチェンジしています。

 ちなみに2代目LXに相当するモデルとして、日本市場ではトヨタブランドから「ランドクルーザーシグナス」が販売されていました。

 3代目LXは2007年に北米を皮切りに販売が開始されたモデルで、基本コンポーネントをトヨタ「ランドクルーザー(200系)」と共有します。

 2012年にマイナーチェンジを受け、レクサス車共通のフロントフェイス「スピンドルグリル」を新たに採用。そして、2015年のマイナーチェンジを機に日本への導入が開始されました。

 日本で販売される3代目LXは、最高出力377馬力・最大トルク534Nmを発揮する5.7リッターのV型8気筒エンジンを搭載。

 ランドクルーザー譲りといえる悪路走破性を実現したほか、サスペンションを自在に制御する4-WheelAHC&AVSを用いた乗降モードの装備など、快適性にも配慮されています。さらに、予防安全パッケージ「Lexus Safety System+」が国内で初採用された車種でもありした。

 その後、前述のとおりレクサスは新型LXを2021年10月14日に世界初公開。日本では2022年初頭に発売予定としています。

 新型LXは、トヨタの新しいクルマづくりの設計思想「TNGA」に基づいたTNGAプラットフォーム「GA-F」を採用。伝統のラダーフレームが刷新されたほか、車両は約200kgの軽量化および低重心化を実現しています。

 搭載されるエンジンは3代目モデルからダウンサイジング化され、最高出力415馬力・最大トルク650Nmの3.5リッターV型6気筒ツインターボガソリンを採用。トランスミッションは10速ATが組み合わされます。

 海外市場向けに、3.3リッターV型6気筒ツインターボディーゼルの設定もありますが、日本市場における設定はアナウンスされていません。

 世界初搭載の「バックアンダーフロアビュー」や、盗難防止装備として「指紋認証スタートスイッチ」(レクサス初)が用意されるなど、各種先進装備を搭載。

 また、ダークグレーのフロントグリルやブラックのホイールアーチモールで迫力ある外観としたうえで、前後デフロックなどを装備してオフロード性能を最大限に高めた国内専用仕様「OFFROAD(オフロード)」や、2列独立4座シートを搭載する「EXECUTIVE(エグゼクティブ)」が設定されることが明らかになっています。

 2022年初頭の新型LX発売に向けて、期待が高まります。

 それではここでクイズです。

 前述のとおり、LXは初代と2代目が国内導入されていなかったレクサス車ですが、ほかにも2021年現在国内導入されていないレクサスのミニバンが存在します。

 そのミニバンの車種名は、次のうちどれでしょうか。

【1】レクサス「LY」

【2】レクサス「LM」

【3】レクサス「LZ」

※ ※ ※

 正解は【2】のレクサス「LM」です。

 レクサスLMは2019年4月の上海モーターショーで世界初公開されたミニバンで、中国市場のほかには東南アジアなどでも販売されています。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

<

レクサス・LX のカタログ情報を見る

【画像】V6ツインターボディーゼル仕様も存在!? レクサス新型「LX」の迫力ボディがスゴい 実車を画像で見る(52枚)

まさか自分のクルマが… 高級外車のような超高音質にできるとっておきの方法を見る!

画像ギャラリー

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー