日本で売ってた頃と違う!? 魅力的に進化した海外専売の日本車とは
日本では絶版となってしまったものの、海外では継続販売だけでなく、さらにフルモデルチェンジもされるなど、独自の進化を果たしているクルマがあります魅力的なモデルに生まれ変わった海外モデルにはどんなモデルがあるのでしょうか。
日本で絶版となったモデルが海外で独自に進化!
かつては日本でも販売されたものの生産終了して姿を消したと思ったら、海外で継続販売され、さらにはフルモデルチェンジで独自の進化を遂げたモデルがあります。
そんなモデルは実に魅力的なものが多いのですが、日本で終了したモデルが海外で生き延びていることがあるのはなぜなのでしょうか。
それは、国によって事情やニーズが異なっているからです。
日本という市場は、狭い国土に世界的にも有力なメーカーが複数存在する特異な環境です。
同じようなカテゴリー・排気量のラインナップを揃え、さらに日本ユーザーのニーズに応えるべく細分化し車種が拡張してきました。
車種が多いことから思ったように販売が伸びず、絶版になる車種が出てきてしまうのは仕方のないことではありますが、そのなかから海外のニーズにマッチするクルマも誕生してくるわけです。
海外専売モデルとして進化した、魅力的なモデルを紹介します。
●日産「ジューク」(欧州)
コンパクトSUVの日産「ジューク」は初代モデルが2010年に登場。2019年に生産終了となりました。
そしてフルモデルチェンジされた2代目が2019年9月にEUの主要5都市で発表されるなど、欧州ではかなりの期待を背負って登場しています。
もともとコンセプトカーのような大胆なフォルムだった初代ジュークですが、正常進化した2代目も丸型のLEDヘッドランプやVモーショングリルを採用。ボリューム感あふれるデザインが新型ジュークの存在感を印象付けています。
大胆なフォルムながら全長4210mm×全幅1800mm×全高1593mmと初代のサイズから少し大きくなった程度で、扱いやすいと感じる大きさです。
インテリアは初代と同じくボディ同色のパネルを採用し、外観に劣らない近未来的なデザインを実現。さらに6速MTや7速DCT(パドルシフト付き)を搭載するなど、走りを楽しみたい人にも適した仕様になっています。
ただし初代のような1.5リッターガソリン、1.6リッターターボなど複数のパワートレイは用意されず、1リッターターボのみとなっています。
2代目ジュークが日本市場への導入は見送られた代わりに、コンパクトSUVの「キックス」が実質的な後継モデルとして販売されています。
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