レクサスが高級SUVを世界初公開! ド迫力顔じゃないスポーティ顔もお披露目! 新型「LX」に「F SPORT」初設定!

レクサス新型「LX」が2021年10月14日に世界初公開されました! グローバル市場で展開されるモデルのため、それぞれの国や地域でも発表が相次いでいますが、米国ではLX初の「F SPORT」がお披露目されました。

新型「LX」に初のF SPORTを設定!

 グローバル市場において14年ぶりのフルモデルチェンジとなったレクサス新型「LX」。
 
 2021年10月14日(日本時間)にサウジアラビア王国ならびにアラブ首長国連邦にて、世界初公開されました。
 
 同時刻にそれぞれの国や地域でも発表されていますが、レクサスの北米や欧州法人ではLX初となる「F SPORT」がラインナップされることが明らかになっています。

こりゃカッコイイ! 北米や欧州でラインナップされるレクサス新型「LX(F SPORT)」 標準グリルとは異なるFメッシュを採用している
こりゃカッコイイ! 北米や欧州でラインナップされるレクサス新型「LX(F SPORT)」 標準グリルとは異なるFメッシュを採用している

 1996年に北米で発売されたLXは、2代目(1998年)、3代目(2007年)と進化を続けており、今回のフルモデルチェンジで4代目となります。

 歴代LXは、基本構造を共有するトヨタ「ランドクルーザー」と同様に「信頼性」「耐久性」「悪路走破性」に加えて、乗り心地や静粛性などを磨き上げることで、世界中のあらゆる道で上質な乗り心地を提供するモデルとして展開。

 これにより、 2021年8月末時点で約50か国、累計約50万台を販売してきました。

 エクステリアでの特徴は、機能に根差した次世代レクサスのデザインランゲージを追求した新しいスピンドルグリルを採用。

 これにより立体的かつメッキフレームがないことによるボディとの一体感を際立たせ、塊感を表現すると同時に冷却機能や整流効率といった機能を両立しました。

 さらに、リアの中央に配置されたブランドロゴを「L字」から「LEXUS」に刷新することで次世代レクサスを象徴しています。

 新型LXでは、これまでとは異なるグレード展開となり、標準仕様に加えて、4座独立シートを採用することで最高レベルの快適さを提供する「EXECUTIVE」。

 パワフルなパフォーマンスとオフロード走行を連想させるデザインで、レクサスの新しいオフロードイメージを提案する「OFFROAD」がラインナップされます。

 この3グレードに関してはグローバルにおける発表ですが、これに加えて前述の通り、北米や欧州ではLX初の「F SPORT」が設定されるといいます。

 新型LX F SPORTは、よりスポーティな雰囲気を求める人向けに個性的なデザインとハンドリングを備えた仕様です。

 エクステリアは、フロントフェイスにFメッシュデザインのスピンドルグリル(漆黒のクロームグリルフレーム)、足元に22インチ鍛造アルミホイールを新たに採用しています。

 インテリアでは、ステアリングやシフトレバーに質感の高い本革を採用。さらにF SPORTの専用エンブレムを随所に配しています。

 Fデザインのシートを採用し、横方向のGに対するホールド性を高めているほか、ウルトラホワイト(エクステリア)とサーキットレッド(インテリア)は、F SPORT専用色を設定。

 走行性能では、独自のチューニングを施した前後パフォーマンスダンパー、トルセンLSD、リアスタビライザーを採用しています。

 また、EPS(電動パワーステアリングシステム)やAVS(減衰力可変ダンパサスペンション)に専用チューニングを施すことで、F SPORTならではのパフォーマンス重視のレスポンスと操縦安定性を実現しました。

 今回、新型LXの発表時点において、F SPORTをラインナップするのは米国くらいと見られています。

 また、ワールドプレミアでお披露目された「LX600」には、3.5リッターV型6気筒ツインターボガソリンエンジンを搭載することが明らかになっています。

 一方でロシアなどでは「LX500d」となる車名が存在し、これにはランドクルーザーにも搭載される3.3リッターV型6気筒ツインターボディーゼルエンジンが採用されるようです。

 このように、国や地域によって異なる新型LXですが、日本ではどのような仕様が登場するのか、2022年春の発売に関心が集まります。

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