東京2020ナンバー終了! 申込件数289万超も9割は軽自動車! 「再交付ナシ」盗難には厳重注意!
東京2020ナンバーは盗難に注意! 対策方法はどうする?
車両の部品が盗難被害に遭う「部品ねらい」の認知件数は2007年以降、車両本体盗難と同様、減少傾向にあります。
しかし、ナンバープレートの盗難は年々増加傾向にあり、警察庁の調べによると部品ねらいの約半数がナンバープレートとなっています。
ナンバープレートは、プラスドライバー1本で外すことが可能で、とくに軽自動車には後ろのナンバーに「封印」がないので登録車よりも簡単に外すことができます。
盗難防止のためには、防盗性の高いボルトカバーをつけるか、販売店などで販売している盗難防止に効果絶大のロックボルトなどを使ってナンバープレートを固定することをお勧めします。
なお、2021年10月1日からボルトカバーのサイズに細かい基準が設けられていますが、この影響を受けるのは「2021年10月1日以降に初めて登録などを受けるクルマ」です。
2021年9月30日までに登録や届出が済んでナンバープレートが付いている使用過程車においては「ボルトカバーのサイズは直径28ミリ以下、厚さ9ミリ以下に限る」という新基準の影響は受けません。
現在使っているボルトカバー(またはロックボルトなど)に関してはナンバープレートの文字にかぶらず、脱落するおそれがないものであればそのまま使用ができます。
さて、筆者(加藤久美子)も2021年9月最後に東京2020ナンバーを申請してみました。
1年の開催延期やほぼすべての競技が無観客で開催されるなど、新型コロナ禍の東京で57年ぶりに開催された歴史に残る大会でもあったことから、最終日の9月30日、受付終了時間となる15時58分に神奈川運輸支局の窓口に駆け込んで申請した次第です。引換可能期間は2021年10月25日から同11月24日まで。
なお、同年11月24日を過ぎると廃棄処分となるので、申請して引換を待っている人は忘れずに期限内に受け取りましょう。
Writer: 加藤久美子
山口県生まれ。学生時代は某トヨタディーラーで納車引取のバイトに明け暮れ運転技術と洗車技術を磨く。日刊自動車新聞社に入社後は自動車年鑑、輸入車ガイドブックなどの編集に携わる。その後フリーランスへ。公認チャイルドシート指導員として、車と子供の安全に関する啓発活動も行う。
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