まさに「正統派のカローラですね!」 万人に受けるSUV「カローラクロス」 乗ると納得のワケ
いざ試乗! SUVでもカローラ感は健在!
長い前置きになったが、ハンドル握って走り出すと、これまたカローラのDNAを感じさせられる。
絶対的な性能は1.8リッターのエンジンも、プリウスと同じユニットを使うハイブリッドも「こんなものでしょう」。
強いていえばカローラセダンより車重が100kg程度増えているため、少し物足りない感じながら、決定的な不満じゃない。
乗り心地は、最近のトヨタ車の標準レベルになっており、世界水準で評価しても普通。
試乗した日はフォルクスワーゲン新型「ゴルフ」に乗っていたのだけれど、乗り換えて明らかな違い無し。
また、同じトヨタの「ヤリスクロス」と比べたら上等です。
ステアリングフィール普通。マクドナルドのハンバーガーやチューン店の豚骨ラーメンと同じ安定感&満足感がある。

そして内容を考えたらお買い得。
今回の試乗車は、本革シートの最上級グレード「Z」のため299万円だった。
しかし、装備内容を考えたら275万円の「S」(このグレードのみ2022年3月までKINTO専用車のため半年以上の納期かかります)に、100Vコンセントとブラインドスポット警報(合計8万8千円)すれば、大満足のクルマになる。
Writer: 国沢光宏
Yahooで検索すると最初に出てくる自動車評論家。新車レポートから上手な維持管理の方法まで、自動車関連を全てカバー。ベストカー、カートップ、エンジンなど自動車雑誌への寄稿や、ネットメディアを中心に活動をしている。2010年タイ国ラリー選手権シリーズチャンピオン。
1 2

































