「カローラ初のSUV」 トヨタ新型「カローラクロス」の内装はどんな特徴ある!? 利便性高める装備の数々とは
カローラ史上初となるSUV、トヨタ「カローラクロス」が2021年9月14日に登場しました。外観は、ほかのカローラシリーズとは大きく異なっていますが、内装デザインはどうなっているのでしょうか。
カローラクロスの内装の特徴は?
初代「カローラ」登場から55年、カローラシリーズの新たなSUVモデルとして設定された「カローラクロス」が2021年9月14日に発表され、同日より販売が開始されました。
SUVといえば、高めの車高を生かしたアイポイントの高さや、内装や荷室の利便性の高さを特徴とするモデルが多くありますが、カローラクロスの内装はどのようになっているのでしょうか。また、どんな装備が設定されているのでしょうか。
カローラクロスの内装でまず目に入るのは、ダッシュボード中央やインパネ、ドアパネルに採用されたシルバー調の加飾です。
このデザインは、タイで2020年7月に世界初公開された海外仕様のカローラクロスにも同様に採用されています。
このほか、細かく見ていくと、ダッシュボード形状からエアコン吹き出し口、そしてディスプレイオーディオの配置などがカローラシリーズのほかのモデルと同様となっています。
フロントシートからは、SUVの車高の高さを生かした見晴らしのよさを実現でき、さらにフロントピラーをスリム化したことで、前方の視界が広く確保されました。
ステアリングには、ハンドルから手を離さずに左側に情報系、右側に運転支援系、そして左右の下側にオーディオ系スイッチが配置されています。寒冷地仕様車には、ステアリングヒーターが標準装備です。
その奥には、先進的なオプティトロンメーター+7インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイが「Z」「S」の2グレードに標準装備され、一方アナログメーターと4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイが「G」「G“X”」の2グレードに標準装備となっています。
フロントシートは、スリムな背面部とホールド性が高いスポーツシートが用意され、上級グレードのZには、本革とファブリックのコンビが採用され、運転席には8WAYパワーシート、2WAYランバーサポートが用意されています。
リアドアは、大きく開いてリアシートへの乗り降りがしやすく、2段階のリクライニング機構が採用されています。
これにより、ゆったりとリアシートに座ることができるほか、ZとSに標準装備される収納式アームレストは肘置きのほか、カップホルダーとしても使用ができます。
このほか、センターコンソールの後ろに充電用USB端子が設置されるほか(グレードごとに有無・個数が異なる)、大きなガラス面で視界が良いパノラマルーフ(電動サンシェード&挟みこみ防止機能付き)が用意されています。
テールゲートは、足をバンパーの下に出し入れするだけで開閉できるハンズフリーパワードアがZに標準装備されるほか、Sにもメーカーオプションで用意されています。
ラゲッジスペースは、多彩なシートアレンジで大きな荷物や長い荷物も載せることが可能なほか、ベースキャリアの取り付けが容易となるルーフレールも一部グレードに標準装備となっています。
カローラクロスの内装について、都内のトヨタ販売店の営業スタッフは以下のように話します。
「内装は上質感の感じられるデザインとなっています。また、後席の空間も広くなっているので、室内の快適性はかなり高いといえます。
トヨタ最新の安全技術もさまざまな装備が標準装備されているので、安全性にも優れているモデルといえます」
ブラインドスポットモニター」と「パーキングサポートブレーキ」が標準装備されたグレードはありませんよ。