人気SUVの魅力はナニ? トヨタ新型「カローラクロス」と何が違う? ライバルなるホンダ「ヴェゼル」と違い
トヨタは、2021年9月14日に新型「カローラクロス」を発売しました。ライバルとしてホンダ新型「ヴェゼル」の名が挙げられますが、それぞれボディサイズ・使い勝手・燃費・価格などでは、どのような違いがあるのでしょうか。
真っ向勝負!? カローラクロスVSヴェゼル!両者の違いは?
2021年8月末から受注が開始され、同年9月14日に正式発表となったトヨタ新型「カローラクロス」。
トヨタの国内ラインナップでは、「C-HR」「ライズ」「ヤリスクロス」に続くコンパクトSUVです。
では、ライバルとされるホンダ新型「ヴェゼル」とはどのような違いがあるのでしょうか。
トヨタのカローラシリーズは、1966年の初代「カローラ」のデビューから2021年で55周年を迎える超ロングセラーモデルです。
カローラシリーズですが、時代やユーザーのニーズに合わせて歴代モデルでさまざまなボディタイプをラインナップしてきました。
12代目となる現行モデルは、2018年の「カローラスポーツ」、2019年の「カローラ」「カローラ ツーリング」をラインナップ。また、先代となる「カローラアクシオ」「カローラフィールダー」もビジネス向けに併売されています。
そんなカローラシリーズ初のSUVということで、注目度の高いカローラクロスですが、近年SUVはその車種を拡大しており、非常にライバルの多いジャンルといえます。
そのなかでも、カローラカローラのライバルとして名が挙がるのはヴェゼルですが、どのような違いがあるのでしょうか。
デザインにおいて、カローラカローラは「アーバン・アクティブ」をコンセプトにSUVらしいダイナミックで洗練されたエクステリアデザインを採用。
インテリアは、インパネからドアトリムにかけて連続性のあるデザインで室内空間に広がりを強調。フロントシートには、スリムな背面部と高いホールド性を両立したスポーティなシートを採用しています。
荷室は、5人乗車時でもクラストップレベルの487リッターを実現。また後席を倒すとさらに広いスペースを確保でき、ロードバイクの搭載が可能です。
さらに、ラゲージ開口部は地面から720mmの高さに設定。小柄な人でもラクに荷物の積み下ろしが出来る高さを確保しました。
トヨタの販売店スタッフはカローラクロスについて、次のように話しています。
「カローラクロスは、ちょうどよいボディサイズながら積載性は高いのが魅力といえます。
さらに、専用設計となる『ラゲージアクティブボックス』という収納ボックスが純正用品で設定されています。
これを使用すると車内の荷物が外から見えなくなるほか、蓋を閉じることでフラットな床面になって広い荷室空間を活用できます」
一方のヴェゼルは、2021年4月に2代目へとフルモデルチェンジしました。
エクステリアデザインは、クーペライクなプロポーションを際立たせながらも、全席で爽快な視界を提供するための「スリーク&ロングキャビン」を採用し、サイドのラインを前後に貫かせた水平基調の表現。
インテリアでは、身体の触れる部位に柔らかな触感パッドを採用しているほか、新設計のエアコン吹き出し口「そよ風アウトレット」が乗員を包み込むような柔らかい空気の流れを作り出します。
荷室は、ダイブダウン機構によるフラットな荷室フロアを採用することで、載せたいものが載ることを第一に高効率な荷室空間にしたほか、開口部地上高を重量物が積み降ろししやすい高さに設定。
また、ホンダ独自のセンタータンクレイアウト技術により、後席の座面を跳ね上げることが可能となり、床の低さを活かした収納空間が生まれます。
ヴェゼルについて、ホンダ販売店の担当者は以下のように話します。
「ヴェゼルはコンパクトで取り回しがしやすいのが特徴です。そのうえ、室内はホンダの特許技術センタータンクレイアウトによって非常に広くなっています。
居住空間の快適性がヴェゼルの魅力のひとつで、ほかのSUVにも勝る部分だといえます」
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ボディサイズで比較するとカローラクロスは全長4490mm×全幅1825mm×全高1620mmのCセグメントSUVなのに対して、ヴェゼルは全長4330mm×全幅1790mm×全高1590mmのBセグメントSUVとなっています。
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