第二世代「スカイラインGT-R」は無敵だった! 戦いを挑んだ高性能なライバル車たち

日産の高性能車「スカイラインGT-R」の第二世代期、日産以外の各社も同車を追撃する高性能モデルを多数登場させました。今回は、GT-Rを追撃したライバル車のうち、代表的なモデルを3台紹介します。

無敵の強さを誇った第二世代GT-R

 日産を代表するモデルである「スカイライン」は、約60年もの長い間、進化を続けてきました。

 同車には通常仕様に加えて、レースに出場するためのベースグレードとして、「GT-R」というグレードが設定されていました。

第二世代の日産「スカイラインGT-R」(R34型)
第二世代の日産「スカイラインGT-R」(R34型)

 第一世代のGT-Rは1969年から1973年の間、通称「ハコスカ」と「ケンメリ」に設定され、S20型直列6気筒DOHCエンジンを搭載。

 その後、GT-Rグレードは排出ガス規制強化のために休止されていましたが、1989年、R32型スカイラインにRB26DETTエンジンを搭載して復活しました。

 RB26DETTエンジンは、当時のグループAレース用に設計されたエンジンで、高回転高出力が特徴。市販版でも当時の自主規制枠上限の280馬力を発揮します。

 R32型GT-Rは、グループAにおいて他車をことごとく駆逐し、ライバル不在となるほどの強さを見せました。

 その後も、1995年にR33型、1999年にはR34型にもRB26DETTエンジン搭載車が設定され、2002年まで生産されました。

 R32からR34までのRB26DETTエンジンを搭載するGT-Rを総称して、「第二世代GT-R」と呼ぶことがあります。

 第二世代のGT-Rは、当初こそ他車を寄せ付けない高性能ぶりを発揮しましたが、次々と登場するライバル車に対して何とか逃げ切ったとしかいえません。

 当時は2リッターターボエンジンを搭載したフルタイム4WDモデルが多数登場。それらのモデルはスカイラインGT-Rよりも下のクラスでしたが、走行性能では同車を脅かす存在になっていました。

 今回は、無敵の強さを誇った第二世代GT-Rに対し、戦いを挑んだライバル車のうち3車を紹介します。

●トヨタ「スープラ」(A70型)

 A70型のトヨタ「スープラ」は、R32型スカイラインが登場する前の1986年2月に登場していました。

 ハイパワー版は3リッター直列6気筒ターボエンジン(7M-GTEU型)を搭載し、230馬力/5600rpm、33.0kgf・m/4400rpmを誇りましたが、当初はAT専用モデルでした。

 そのためデートカーの性格が強かったのですが、マイナーチェンジごとにスポーツ性能を強化していきます。

 1987年1月には5速MT車を追加、1988年8月にはエンジンを240馬力にパワーアップ、さらに270馬力を発揮するレース用モデルの「3.0GTターボA」を限定販売します。

 1990年8月には、エンジンを2.5リッター直列6気筒ツインターボエンジン(1JZ-GTE型)に換装。280馬力/6200rpm、37.0kgf・m/4800rpmとR32型に並ぶ性能を得たうえ、サスペンションにもビルシュタイン社製ショックアブソーバーを採用します。

 A70型は、モデルライフ中にR32型の影響を強く受け、大きく性格を変えていったモデルでした。

 そして1993年5月、A80型にフルモデルチェンジします。

 ハイパワー版エンジンを3リッターDOHCシーケンシャルツインターボエンジン(2JZ-GTE型)に変更、性能は280馬力/5600rpm、44.0kgf・m/3600rpmに向上し、ゲトラグ社製の6速MTを採用しました。

 1994年8月にはホイールを17インチ化してブレーキを大型化、1997年8月にはエンジンを連続可変バルブタイミング化し、最大トルクを46.0kgf・mにアップしました。

 その後A80型は改良の動きが停止し、2002年にR34とともに生産を終了しました。

 4WDを採用したGT-Rに対して、終始FRにこだわったスープラは、今もそのコンセプトを継承しています。

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コメント

2件のコメント

  1. GTOのトルク表記間違ってるw
    大事なところでミスはアカン( ̄▽ ̄;)

    • このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
      表記修正し単位を統一させていただきました。