「軽自動車は軽油だと思ってる?」 「ハイオク代わりにレギュラー!?」 うっかりじゃ済まない入れ間違い問題
燃料を入れる前に、「ちょっと待った!」 事前確認での間違い防止策とは
前述のドライバーからの申告のように「自分のクルマではなかったから間違えた」や、「軽自動車は軽油を入れるものだと思った」といったような声は後を絶ちません。
自動車整備士のA氏は、次のように注意を呼びかけています。
「最近はセルフ式のガソリンスタンドも増えたことからトラブルが発生しているという声を多く聞きます。
燃料の入れ間違いを防ぐ方法としては、まずはそのクルマの指定燃料を確認することです。
レンタカーなどであれば、車内や給油口、借りた際の資料に記載されています。
また、代車などの場合でも最近では、給油口や蓋に指定燃料が記載されています。
ただし、これらの表示ではレギュラーやハイオクと書かれていないことも多く『無鉛ガソリン=レギュラー』、『無鉛プレミアム(ハイオク)』とおぼえておいてください。
また、給油する際に使用するノズルの色が法令により定められています。
『レギュラーガソリン=赤』、『ハイオクガソリン=黄』、『軽油=緑』と決められていますので、ノズルの色を確認しましょう」
※ ※ ※
なお、軽油にも凍結温度の違いによって5種類に分類されており、地域と季節に合わせた軽油が供給されています。
そのため、慣れないクルマで出かける際にはレギュラー、ハイオク、軽油の入れ間違いのほかに、条件によって異なることもあることを覚えておくほうが良いかもしれません。
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