「ワゴンR」と「スペーシア」の間に位置する全高

　スズキは新型「ワゴンRスマイル」を2021年8月27日に発表しました。同年9月10日より発売します。「ワゴンR」ブランドから登場した派生モデルとなりますが、どんな特徴があるのでしょうか。

　新型ワゴンRスマイルは全長3395mm×全幅1475mm×全高1695mm。ワゴンRより45mm高く設定された全高と、後席両側スライドドアの装備が特徴となります。

　スズキには軽スーパーハイトワゴンとして「スペーシア」がラインナップされていますが、スペーシア（全高1785mm）と比べると新型ワゴンRスマイルは全高が90mm低い設定。

　新型ワゴンRスマイルが、軽スーパーハイトワゴンほど背が高くない後席両側スライドドアの軽自動車というポジションに位置することがわかります。

　フロントフェイスは、レトロかつおしゃれな雰囲気を醸し出す丸目のヘッドライトが特徴。

　搭載されるパワーユニットは660ccマイルドハイブリッド／ガソリンで、ターボ仕様の設定はありません。トランスミッションはCVTのみで、駆動方式は2WDと4WDが設定されます。

　なお、全高1700mm以下で後席両側スライドドアを装備した軽自動車として、ダイハツに「ムーヴ」の派生モデルとなる「ムーヴキャンバス」がすでに存在。新型ワゴンRスマイルと競合する存在になると予想されます。

　新型ワゴンRスマイルの発売で、ワゴンRブランドの新顔としてどれほどの注目を集めるのか注目されます。

　それではここでクイズです。

　軽トールワゴンとして長い歴史を持つワゴンRですが、2018年で●●周年を迎えました。●●に当てはまる正しい数字は、次のうちどれでしょうぁ。

「スズキ ワゴンR」は、2018年に“●●周年”を迎え、それを記念する限定車も発売されました。●●に当てはまる数字はどれですか。

【1】20

【2】25

【3】30

【4】35

　正解は【2】の25周年です。

　初代ワゴンRは1993年に登場。軽トールワゴンというカテゴリを確立し、1995年に発売されたダイハツ初代「ムーヴ」も含め、他社も追随しました。

※クイズの出典元：くるまマイスター検定