スズキの大黒柱「ワゴンR」も電動化は免れない!? EV時代突入で軽ワゴンはどう立ち向かう?

ワゴンRは将来EVに進化する?

 新型ワゴンRスマイルのパワートレインはマイルドハイブリッドを採用しています。

 日産と三菱の新型軽EVが登場することなどを踏まえて、ワゴンRを筆頭とするスズキの電動化は今後どう進むのでしょうか。

現行の6代目ワゴンR
現行の6代目ワゴンR

 新型ワゴンRスマイル発表会見後の質疑応答で、筆者は鈴木俊宏社長に次のように質問しました。

「今回の新型ワゴンRスマイルは、単なる派生車というより、スズキの軽自動車事業の中核であるワゴンRが、時代変化とともに軽自動車にとっての新たなるスタートポイントという解釈で良いでしょうか。

 そのうえで、軽自動車でのEV化など今後の電動化がさらに進んでも、スズキの中核モデルであるワゴンRは永遠に不滅でしょうか」

 これに対して鈴木社長は、次のように今後の姿勢を示しました。

「ワゴンRは(これまで同様にこれからも)時代とともにお客さまのニーズに応じて変わっていく。ワゴンRとして安住せず、今回のような軽ワゴンでのスライドドアを持つワゴンRスマイルも開発した。

 今後もワゴンRもどんどん変わる。電動化はもちろん視野に入れる。(EVなど電動車は)メーカーが先行して車両開発して量産化するだけではなく、充電インフラを含めた政策が重要だ」

 そのうえで、「時代変化に合わせてワゴンRもしっかり変化させる。(その意味では)形をかえて、ワゴンRは永遠に不滅だ」と言い切りました。

 鈴木社長が指摘するように、軽EVについては、現在の軽に対する単なるパワートレイン変更ではなく、軽EVのみならず全ての領域での電動化を社会全体で考えていくことが重要だと感じます。

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