世界初公開! メルセデス・ベンツ新型「シタン」はどんな小型ミニバン? 3代目新型カングーとの関係は?
メルセデス・ベンツが欧州で発表した新型「シタン」は、ルノーの「カングー」と関係のあるモデルだといいます。どんなクルマなのでしょうか。
3代目カングーがベースとなる新型「シタン」
2021年8月25日、独メルセデス・ベンツは新型「シタン」を発表しました。日本でも人気の高いルノー「カングー」と関係のあるモデルといいますが、新型シタンはいったいどんなクルマなのでしょうか。
新型シタンは、小型ミニバンタイプのボディを持ち、商用仕様および乗用仕様が設定されます。
ボディサイズは全長4498mm×全幅1832mm×全高1859mm、ホイールベースは2716mmで、後席ドアにはスライド式を採用するほか、テールゲートは仕様に応じて観音開き式、跳ね上げ式を採用。
さらに、搭載されるエンジンは2種類の出力違いがある1.3リッター直列4気筒ガソリンターボ、3種類の出力違いがある1.5リッター直列4気筒ディーゼルターボを設定するなど、幅広いバリエーションを設定します。
また一充電航続可能距離285kmを実現した純電気自動車の「eシタン」も設定されました。ロングホイールベース版やショートホイールベース版といったボディサイズ違いも、今後追加設定される予定だといいます。
※ ※ ※
2021年9月中旬に欧州で受注開始される新型シタンですが、ベースとなるのは日本でもファンの多いカングーの3代目モデルです。
2010年に、ダイムラー(メルセデス・ベンツブランドを展開する自動車メーカー)とルノー・日産アライアンスは協業を発表しましたが、これに基づいて2代目カングーをベースにした初代シタンが2012年に登場しています。
2021年3月には、14年ぶりの全面刷新により3代目カングーが欧州で世界初公開され、大きな話題となりました。
また日本では2021年7月に、ルノー・ジャポンが6速MT+ディーゼルエンジンを搭載した仕様の2代目カングーを400台限定で発売。瞬く間に完売となっています。
新型シタンの日本導入の可能性についても気になるところですが、すでに日本に多くの愛好家が存在するカングーの3代目モデルが、どのような仕様で日本市場に登場するのかについても、注目されます。
それではここでカングーに関するクイズです。
ルノー・ジャポンは、カングーの限定車として特別なカラーリングが特徴の「クルール」を複数回設定してきました。
2019年6月に発売された第10弾のクルールの専用ボディカラーは、次のうちどれでしょうか。
【1】イヴォワール
【2】ヴェールモンターニュメタリック
【3】ブルードラジェ
【4】オランジュシトロユメタリック
※ ※ ※
正解は【3】の「ブルードラジェ」です。
第10弾クルールのボディカラー「ブルードラジェ」は、南フランスでもひときわ美しくヴァカンスで人気の街サントロペの爽やかな青空と、青く澄み切った海をイメージした爽やかなライトブルー。
ボディ同色フロントグリルブレード、ブラックフロントバンパー、ブラックリアバンパー、ブラックドアミラーが装備され、200台限定で販売されました。
※クイズの出典元:くるまマイスター検定
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