20時以降はSA/PAで食事できない!? コロナ禍で激変した2021年夏の高速道路事情とは

気がつけば8月ももう後半。感染力の強いデルタ株によって、全国各地で新型コロナウイルス感染がさらに拡大し、連日過去最多の感染者数となっています。そんな状況下、いま全国の高速道路はどのようになっているのでしょうか。2021年夏の高速道路事情をレポートします。

SA・PA併設のコンビニなどでは20時以降のテイクアウトが可能

 気がつけば8月も下旬に入り、夏休みも残りわずか。とはいえ、コロナ禍による「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」の対象エリアは拡大し、期間も同年9月12日までに延長されています(2021年8月20日の原稿執筆時点)。

 では、そんなコロナ禍に対して、高速道路はどのように対応しているのでしょうか。その現状をレポートしたいと思います。

「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」の対象エリアにあるSA・PAのレストランは、20時以降営業しているのだろうか
「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」の対象エリアにあるSA・PAのレストランは、20時以降営業しているのだろうか

 まず、気になるのが食事関係でしょう。

 NEXCO東日本/中日本/西日本の各社からは、SA・PAの飲食関連施設の営業状況が発表されています。それを見ると、基本的に「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」の対象エリアにあるSA・PAは、どこも行政からの飲食店の営業短縮に応じています。

 また、国からの発令はないものの、福井県など県独自の時短要請がある場合も、それに準じた営業となっています。そうした地域では、ほぼすべてのSA・PAで飲食店は20時以降の営業をストップしています。

 ただし、例外もあります。

 それが、SA・PAにあるコンビニエンスストアやショッピングコーナーなどのテイクアウト販売です。コンビニエンスストアやショッピングコーナーの多くは通常営業で20時以降も空いており、軽食も販売されています。

基本的に「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」の対象エリアにあるSA・PAは、20時以降のレストラン/フードコートの営業を停止している。だが併設するコンビニやマクドナルドのテイクアウトは営業しているところもある。写真は京葉道路のPASAR幕張の様子
基本的に「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」の対象エリアにあるSA・PAは、20時以降のレストラン/フードコートの営業を停止している。だが併設するコンビニやマクドナルドのテイクアウトは営業しているところもある。写真は京葉道路のPASAR幕張の様子

 さらに東名高速道路の海老名SA(下り)では、キッチンカーによるテイクアウト販売の夜間営業もおこなわれていますし、名神高速道路の大津SA(下り)では、20時以降もマクドナルドのテイクアウト販売が実施されています。

「物流のお仕事でSA・PAを利用する方もいらっしゃいますので、不便のないようにしています」とNEXCO東日本エリアでSA・PAを管理するネクセリア東日本の広報担当者が説明するように、20時を過ぎたら真っ暗になるというわけではないようです。

 また、ガソリンスタンドも通常営業しています。夜のレストランやフードコートの利用はできませんが、軽食を手に入れることは可能。電子レンジや給湯器が設置されているところもあるので、温かいお弁当をいただくこともできるようです。

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