あと1か月? 東京2020ナンバーはいつまで交付可能? 返却後は「記念品」として保管も可!
東京2020オリンピック・パラリンピック大会の開催を記念した特別仕様ナンバープレートの交付を申し込む人が多いといいますが、大会終了後ではいつまで申し込みが可能なのでしょうか。また、標準ナンバーに戻した後はどうなるのでしょうか。
いつまで?オリンピック・パラリンピックの特別仕様ナンバー申込期限
2021年8月8日で東京2020オリンピック競技大会が閉幕し、同月25日から9月5日には東京2020パラリンピック競技大会が開催されます。
その開催記念として、期間限定の特別なナンバープレートを申し込むことが可能ですが、いつまで申し込むことができるのでしょうか。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を記念して、展開されているのは「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート」(以下東京2020ナンバー)です。
これは、大会開催の機運を盛り上げる観点から、デザインの入った特別仕様ナンバープレートを期間限定で交付されており、申込みの際に募集している寄付金は大会開催に活用されます。
なお、交付に関して国土交通省は「広く国民の皆様にこの特別仕様ナンバープレートをご認識頂くとともに、より多くの自動車ユーザーに取り付けて頂くことで、大会の成功に繋がるものと期待しています」とコメントしています。
東京2020ナンバーには、大きく分けてプレート全体に図柄がデザインされた「図柄入りナンバー(寄付金付き)」と白の無地プレートにオリンピック・パラリンピックのエンブレムのみが表示された「エンブレム付きナンバー」(図柄なし)の2種類があります。
エンブレム付きナンバーの交付料金は、地域によって金額が異なりますが、登録車(中型)の場合は7300円から9140円、大型トラックなどに装着される大型の場合は1万1050円から1万5900円となっています。
この料金に加え、東京2020大会の開催支援として1000円以上を寄付金として寄付すると、図柄入りナンバーを選択することもできるようになります。
国土交通省の自動車局自動車情報課の担当者は、東京2020ナンバーについて以下のように話します。
「2021年7月末現在、交付の申し込みは、全体で276万4990件となっています。
とくに軽自動車の申し込み数が255万3258件と大変多く、なかでもエンブレム付きナンバーが241万1407件と非常に人気です」
軽自動車の申し込みが多い理由としては、通常黄色ナンバーである軽自動車が、白色ナンバーの交付を受けることができる貴重な機会であるため、軽自動車オーナーからの需要が高いという可能性が考えられます。
人気となっている東京2020大会特別仕様ナンバーですが、まだ交付の受付はされているのでしょうか。
「東京2020大会特別仕様ナンバーの交付受付は2017年10月10日から開始されています。
受付の締切日は、窓口で申し込む場合、抽選対象希望番号なら2021年9月17日の各窓口の業務終了時間まで、一般希望番号や再交付などは、9月30日の窓口終了時間までとなります。
一方で、インターネットでの申し込みの場合は、ナンバーの種類にかかわらず、2021年9月14日の24時までとなり、入金は9月30日までにおこなう必要があります」
また、交付申込の際の注意点については、「入金期限の延長は難しいため、インターネットで交付を申請した場合は、メールなどで示された期限までにしっかりと入金していただきたい」と話します。
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東京2020ナンバーは、通常のナンバープレートと同様の「抽選希望番号」や「一般希望番号」などに加え、もともと装着しているナンバーの番号を引き継いでデザインだけを特別仕様ナンバーにする「交換」なども可能となっています。
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