トヨタ新型「ランクル」7割以上が好印象! 話題の「指紋認証スタート」は期待と不安が入り混じる!?
トヨタの本格四駆「ランドクルーザー」がフルモデルチェンジして発売されました。この新型ランクルについて、ユーザーはどのようなところに注目しているのでしょうか。
指紋認証スタートスイッチへの評価はいかに?
14年ぶりにフルモデルチェンジしたトヨタの本格四駆「ランドクルーザー」。新型となる300系はいまから注文すると納車は1年以上先になるといわれるほど、早くも人気を博しています。
新型ランクルには2種類のバリエーションがあり、標準モデルと「GRスポーツ」が設定されています。
300系では、プラットフォームやエンジンも全面刷新され、軽量・高剛性のTNGA(GA-F)プラットフォームに3.5リッターV型6気筒ツインターボガソリンと3.3リッターV型6気筒ツインターボディーゼルを搭載。
これまで以上に悪路走破性も向上し、「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」として進化を遂げています。
そんな新型ランクルについてユーザーはどのようなことに注目しているのか、アンケートを実施してみました。
「14年ぶりにフルモデルチェンジして発売されたトヨタ新型ランクルについてどう思いますか?」という質問では、「とても良い」が38.2%、「まあまあ良い」が37.6%、「それほど良いと思わない」が17.2%、「まったく良いと思わない」が6.9%と、7割以上の回答者は好印象を抱いているようです。
「ボリューム感、存在感がある」「無骨さを感じる、まさにザ・ランクルといったデザイン」などデザインが良いという声があがる一方、「見た目が先代に近すぎてフルモデルチェンジほど真新しく感じない」という意見もありました。
また、現役オーナーから「ランクル100に乗っていますが、なんといってもエンジンのデカさが難。ダウンサイジングになって乗りやすくなったと思う」と、時代に合わせたダウンサイジングエンジン搭載を評価するというコメントも見受けられます。
次に、「新型ランクルは510万円から800万円という価格ですが、それについてはどう思いますか?」という質問では、「妥当」が58.6%ともっとも多く、「高い」37.9%と続きました。エントリーグレードでも500万円超ということで、「安い」と回答した人はわずか3.4%でした。
新型ランクルの新機能のひとつとして取り入れられた「指紋認証スタートスイッチ」(トヨタ初)について、さまざまな意見が寄せられています。
・セキュリティの面で大変有効な装備であると思う
・いつかは破られてしまうだろうけど、以前よりは良い
・盗難が相次いでいるしひとつの抑止力として効果があるのではないかと思う
・良いが複数登録出来ると心配
・先進的で面白いが、窃盗団の窃盗技術といたちごっこになると思う。これで窃盗を完全に防げるなら、今後すべてのクルマに実装してほしい
新型ランクルに搭載される指紋認証スタートスイッチは、スマートキーを携帯し、ブレーキを踏みながらスタートスイッチ上の指紋センサーにタッチすると、車両に登録された指紋情報と照合し、指紋情報が一致しなければエンジンが始動しない機構としています。
ランクルは盗難被害が多いクルマとしても知られていますが、この機能を搭載することによって盗難被害が減少するのか注目されます。
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昨今は本格四駆のラインナップが少なくなっており、国産車でラダーフレームを使用するオフローダーはこのランクルとトヨタ「ランクルプラド」「ハイラックス」、レクサス「LX」、スズキ「ジムニー/ジムニーシエラ」といったモデルのみとなっています。
貴重なクルマとなった今、新型ランクルに期待するユーザーも多く、「流石トヨタが誇るRV車」「こういうクルマを作れるのはトヨタだけになってしまったのでこれからも作り続けて下さい」という声がありました。
また、「5ナンバーサイズのランクルが欲しい」や「300万円台で買える廉価版を!」という意見もあがるなど、もっと気軽に乗れるランクルの登場を待ち望む人もいるようです。
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