日産新型「ノート」秋まで待ったらイイかも? 速いヤツ&SUV風の登場が囁かれる訳
2020年12月に発売された3代目となる日産「ノート」。2021年6月には派生車となる「ノート オーラ」が発生されました。実は、さらに2021年秋に異なる個性を持った派生車が登場する噂が出ています。
秋まで待てば「イイことある」かも?
3代目フルモデルチェンジされた日産「ノート」は、2021年6月に派生車となる「ノート オーラ」が発表され同年秋に発売が予定されています。
2021年7月末時点では、標準ノート&オーテック、小型高級車となる派生車オーラがラインナップされていますが、この先もワクワクするような新たな「ノート」の派生車が控えているようです。
思い返せば、先代となる2代目ノートには標準ノート、ラグジュアリーなオーテック、アクティブなシーギア、スポーティなNISMO(NISMOとNISMO S)がラインナップされていました。
販売比率では、大半が標準ノートだったとのことですが、意外にもスポーティなNISMOを支持するユーザーも多かったといいます。
先代ノートのラインナップ拡充タイミングは、2017年12月に「e-POWER NISMO」、2018年9月に「e-POWER NISMO S」を発売しました。
こうした背景もあり、新型ノートにもNISMOが設定されるのではないかと噂されています。
実際にSNSなどでは「新型ノートにNISMO出るなら欲しい!」「オーラにNISMO設定されるらしい」「ノートオーラにNISMOが追加されるってマジ?」というように登場を期待する声が出ているようです。
派生車オーラの登場でNISMO登場の期待が高まったのは、フロントモーターに関して標準ノートが最高出力116ps/最大トルク280N・mなのに対して、派生車オーラは(最高出力136ps/最大トルク300N・m)と向上させている点もあるからです。
このモータースペックの違いからもNISMOが設定されるのであればオーラの可能性が高いといえ、さらにNISMO仕様になった際には、各所が専用セッティングされるとみられ、電動感あるスポーティなモデルを求める人にはピッタリのモデルになるかもしれません。
一方で、先代に設定されていたSUV風のシーギアに関しては、発売当時こそ売れ筋とはいえなかったものの、昨今ではSUV風の派生車や派生グレードはコンパクトカーでは定番化しています。
実際にライバルとなるホンダの現行「フィット」には「CROSSTAR」というボディサイズが拡大したSUVテイストを盛り込んだグレードが登場初期から設定されています。
こうしたなか、先代のシーギア的なモデルに関しても、SNSなどでは「最近のコンパクトカーはクロスオーバー化しがちだから、新型ノートにも出るかも」、「最近、クロスオーバー系が流行りだからノートに出たら欲しいかも」という登場を期待する声が早くも出ています。
なお、先代に設定されたシーギアのコンセプトは、「普段着としてアウトドアウエアを着こなす感覚で乗れる遊び心を刺激するアクティブ感をより強調したモデル」として登場しており、昨今のアクティブユーザーにマッチするニーズを捉えているため、新型ノートでもクロスオーバー仕様のモデルが登場する可能性は高いのです。
また、新型ノートのクロスオーバーが登場する場合には、新型ノートに新たに採用された「4WDシステム」の搭載が期待されます。
新型ノートに採用された新4WDシステムは、リアに搭載されるモーターが先代と比べて約14倍となる50kWの駆動力を発揮。
さらに、日産独自の前後独立モーターを緻密かつ瞬時に制御する技術により、ドライ路面やウェット、アイスバーン、深い雪道などといったあらゆる路面状況において、力強く安定した快適な走りを提供するなど、大きく進化しています。
こうした背景からも、新型ノート クロスオーバーが出る際には、ライバルとなるフィットクロスターのように、専用バンパーなどの見た目以外にも、車高アップ、4WDシステムの安心感などが加われば、ノートシリーズとして新たな選択肢が増え、幅広いユーザーニーズに対応出来るといえます。
今後、NISMOやクロスオーバーが登場するかは未知数ですが、確率は非常に高いといえ、コンパクトカーでスポーティな仕様やSUVテイストを望む方なら秋頃まで待ってみてもいいのかもしれません。
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