三菱自が2年ぶり黒字で「トライトン」日本復活論が再燃か!? 新型「アウトランダーPHEV」の完成度にも期待の声
新型「アウトランダーPHEV」の国内導入はいつ?
もう1台の新型アウトランダーについては、2021年4月から北米での販売が開始されています。現時点では、2.5リッターMIVEC搭載車のみで、アウトランダーPHEVはフルモデルチェンジしていません。
4月から6月の販売実績は、旧型モデルの在庫分を含めて前期比2.5倍の9万6000台と大きく伸びています。
また、ルノー・日産・三菱アライアンスでの共通認識として掲げているコスト構造改革を着実に実行し、インセンティブ(販売奨励金)を抑制することで、メーカーとディーラーにとっての収益性が大きく改善したことが、今回の第1四半期決算での好材料となりました。
要するに、商品性が高ければ、安売りしなくてもユーザーは気持ちよくお金を払ってくれるということです。
新型アウトランダーについて、兄弟車である日産「エクストレイル」と共に日本国内発売を待っているユーザーが大勢います。両モデルとも、発売時期についてネット上では各種の情報が錯綜していますが、メーカー側から正式な発表予定は公表されていません。
そんななかやはり気になるのは、パワートレインです。エクストレイルにはe-POWER搭載で、しかも従来の発電用1.2リッターエンジンの排気量拡大と、ターボ化する1.5リッターVCターボ搭載で、噂されていた2021年中発売から少しずれて2022年早々の発売が見込まれています。
一方、新型アウトランダーPHEVについては2021年中発売なのか、それともエクストレイルと同じく2022年になるのか。いずれにしても、電動化シフトが鮮明になる中、新型アウトランダーPHEVの完成度の高さを期待する声が日本はもとより世界各国から聞こえてきます。
三菱復活に向けて、トライトンの日本復活と、新型アウトランダーPHEVの早期販売に大いに期待したいところです。
Writer: 桃田健史
ジャーナリスト。量産車の研究開発、自動車競技など、自動車産業界にこれまで約40年間かかわる。
IT、環境分野を含めて、世界各地で定常的に取材を続ける。
経済メディア、自動車系メディアでの各種連載、テレビやネットでの社会情勢についての解説、自動車レース番組の解説など。
近著に「クルマをディーラーで買わなくなる日」(洋泉社)。
ピックアップトラックが減った理由はなぜなのでしょうか。そのメリットとデメリットを考えると、分かりやすいでしょう。
まずメリットは、運転感覚が乗用車に近いことです。全高は大半の車種が1550mm以下に収まり、高速道路や曲がりくねった峠道でも左右に振られにくいです。
荷台の高さも低めに抑えられているので、荷物の積み降ろしも容易です。
昨今の本格派オフロード車人気やキャンプ人気に乗じない手は無いだろうに、
せっかくいいモノあるのにもったいない
限定でも良いから日本でも売るべきだよ
他にもパジェロスポーツもあるぜよ