タフ顔最強SUV! 新型「グレナディア」10月予約開始! ディフェンダー風本格モデルが海外市場に投入か

2021年7月7日に、イギリスの新興自動車メーカー「イネオスオートモーティブ」は、同社が開発するイネオス「グレナディア」の内装を公開しました。新興メーカーが作るディフェンダー風のSUVはいったいどのようなものなのでしょうか。

英国の大手化学メーカーイネオス!化学メーカーが作る「グレナディア」の内装が公開!

 英国の大手化学メーカー「イネオス」の子会社である「イネオスオートモーティブ」は、同社が手掛けるSUV新型「グレナディア」の内装と搭載される機能の一部を2021年7月7日に公開しました。

内装初公開!ディフェンダー風本格SUVイネオスオートモーティブ「グレナディア」
内装初公開!ディフェンダー風本格SUVイネオスオートモーティブ「グレナディア」

 イネオスオートモーティブは、イギリスの新興自動車メーカー。同社は石油やコーティング剤、消毒液などを手掛ける大手化学メーカー「イネオスグループ」の子会社になります。

 イネオスグループは、F1などのスポーツ競技を多数サポートしており、メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チームのプリンシパルパートナー。そんな自動車にゆかりの深い化学メーカーが作った本格SUVがグレナディアです。

 グレナディアのエクステリアは、イネオスが「この車両はランドローバー『ディフェンダー』のレプリカではありませんが、その哲学を反映しています」と語る、先代ディフェンダーを連想させるデザインです。また、トヨタ「FJ40」、ウィリス「ジープ」、メルセデス・ベンツ「Gクラス」からもインスピレーションと得たとイネオスオートモーティブは説明しています。

 今回公開されたインテリアは、武骨で無駄のないエクステリアと同様のデザイン理念のもと、実用性とユーティリティーに重点を置いて設計されています。

 また同時に、現代の自動車に期待される快適性、洗練性、技術はすべて備えています。

 濡れた手や手袋をした手でも操作しやすいように、ダイヤルやスイッチは適切な間隔で配置され、オーバーヘッドコンソールには補助スイッチが内蔵されており、ウインチやワークライトなどのオフロードアクセサリーを追加で配置できるように配線されています。

 インテリアに使用されている素材は、耐久性に優れた素材と拭き取り可能な張り地により、長持ちするようになっています。

 シートにはレカロ製シートを採用、オンロードでもオフロードでも、実用性と快適性を提供します。

 レッグスペースとカーゴエリアの下には、取り外し可能なラバーフロアとドレンプラグ(床下にたまった水を排水するための開閉可能な穴)があり、フロアを水洗いすることができます。

またオフロードに行かない人のためにも、カーペットやレザーシートも選択可能です。

 ステアリングには12時方向にマーカーがついており、ホイールの回転方向を常に正確に把握することで、オフロードでの必要となる複雑な操作に対応しています。

 自転車や歩行者のために通常のクラクションより静かなふたつめのクラクションを装備するなど、ほかにはないユニークな機能も備えています。

 オフロード・ナビゲーション・システムが搭載されており、通常の道路では、12.3インチ・タッチスクリーンにインフォテインメント・システムとCarPlay及びAndroid Autoが統合されているため、常に最新のスマートフォン・ナビゲーションを利用することが可能です。

 また、道路を離れるとパスファインダーナビゲーションシステムが起動し、走行したルートを記録、共有、追跡することができるようになっています。

 パスファインダーナビゲーションシステムとは、地図データではなくGPS座標を使ってオフロードのルートをオンラインで作成することが可能で、これをUSBメモリに保存して接続することでルートガイドをしてくれます。

 インテリアのデザインについて、デザイン部門の責任者であるトビー・エキュイア氏は以下のようにコメントしています。

「グレナディアのインテリアを考え始めたとき、私たちは現代の航空機やボート、さらにはトラクターからインスピレーションを得ました。

 航空機やボートでは、機能を最適化するためにスイッチが配置され、通常の操作は手の届くところに、補助的な操作は離れたところに配置されています。

 グレナディアにも同じアプローチでデザインをおこない、レイアウトは機能的かつ論理的で、使いやすさを念頭に置いて設計されています。必要なものはすべて揃っていますが、必要でないものは何もありません」

 ※ ※ ※

 グレナディアはプラットフォームは、自社で開発した新しいプラットフォームを採用。エンジンはBMW製の直列6気筒ターボエンジンを搭載しています。

 シャシとサスペンションの開発は、大手自動車サプライヤーであるマグナインターナショナルの子会社、マグナ・パワートレインとマグナ・シュタイアーがおこなっています。

 新興自動車メーカーとしては珍しくガソリンエンジンを搭載したグレナディアですが、2021年10月よりオンライン予約が可能になり、2022年初めに納車を予定しています。

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