コロナ禍の7月連休やお盆の高速渋滞どうなる? 渋滞予測は停止中! 2021年夏の傾向は?
コロナ禍であっても夏の高速渋滞は避けられない!?
NEXCO東日本における8月7日から8月16日の実績から、長い渋滞が発生する箇所と時間帯を予測してみましょう。
2019年におけるお盆期間の平均交通量は4万1400台/日でしたが、2020年は2万6300台/日。先ほどの試算で280万台と推測しましたが、日平均だとほぼ昨年並みになりそうです。

ちなみに、2020年のお盆期間の大きな渋滞は、8月13日11時10分前後に発生した関越道下り東松山ICを先頭とする31.2km、8月14日18時50分頃に関越道上り川越IC付近を先頭に発生した35.8kmとなっています。
コロナ禍前でもだいたい30kmから40kmの渋滞が発生していたため、渋滞の長さはほぼ同じ。これもまた、「緊急事態宣言は関係ない」と感じる一因になっていると思われます。
結論としては、2021年の夏もほぼ確実に渋滞が予想されるということです。しかも前回の緊急事態宣言下と違ってワクチン接種も徐々に進んでおり、接種済みの人の移動が増える可能性を考えると、交通量も増加するかもしれません。
今回はNEXCO東日本のデータから予測してみましたが、ほかのエリアでも同様の傾向になると考えられます。
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2021年の夏も7月23日の4連休や8月のお盆期間中など、かなりの渋滞になることが予想されます。
渋滞時はクルマのトラブルや事故が発生しやすいことから、もし高速道路を利用して外出するなら、日程や時間をずらすなど、できるだけ渋滞を避ける行動を心がけましょう。
Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ
2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。












