アウディ新型「RS3」世界初公開! 400馬力の2.5リッター5気筒ターボで最高時速290キロを実現

インテリアもRS専用デザインでスポーティさを演出

 新型RS3のエクステリアは、先代よりもダイナミックでパワフルになっています。

 フロントにはワイドなRSバンパーが装着され、デザインが変更されたシングルフレームには印象的なハニカムグリルが組み合わされ、大型エアインテークが豊かな表情を生み出しています。

7月19日に世界初公開されたアウディ新型「RS3スポーツバック」(左)と新型「RS3セダン」(右)
7月19日に世界初公開されたアウディ新型「RS3スポーツバック」(左)と新型「RS3セダン」(右)

 さらにフラットなウエッジシェイプLEDヘッドライトとLEDテールライトが標準装備。さらにオプション設定としてマトリクスLEDヘッドライトが用意されています。

 フロントホイールアーチ後方には、新しいデザインエレメントとしてエアアウトレットが設定されました。大きく張り出したホイールアーチとともに新型RS3の力強いエクステリアに貢献しています。フロントトレッドは先代比で33mm拡大、RS3スポーツバックではリアトレッドも10mm広げられています。

 また前述のとおりアウディ史上初の試みとして、ピレリP Zero“Trofeo R”パフォーマンス セミスリックタイヤをオプション設定しています。

 新型RS3には、キャラミグリーンとケモラグレーの2つの専用色が設定されています。今回初めて、セダンのルーフをコントラストカラーのブリリアントブラック仕上げにすることもできます。シングルフレームのハニカムグリルをはじめとする個々のエクステリアパーツは、マットブラックまたはハイグロスブラック仕上げが標準設定されます。

 インテリアにも数多くのRS3専用コンポーネントを装着して、スポーツ性を強調しています。12.3インチのディスプレイを備えたアウディバーチャルコクピット・プラスが標準装備されます。このディスプレイは、エンジン回転数をバーグラフで表示するだけでなく、出力とトルクをパーセンテージで表示することもできます。

 RS専用のシフトインジケーター(マニュアルモードで作動)は、グリーン、イエロー、レッドと色を変えながら、まさにレーシングカーのように点滅して、理想的なシフトアップタイミングをドライバーに知らせます。10.1インチタッチディスプレイには、クーラント温度、エンジン温度、トランスミッションオイル温度、タイヤ空気圧が表示されます。また、Audi RS 3としては今回初めて、シフトライトインジケーターのほか、各種情報をドライバーの視界内のフロントウィンドウに表示するヘッドアップディスプレイも設定されます。

アウディ新型「RS3スポーツバック」のインテリア
アウディ新型「RS3スポーツバック」のインテリア

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 AudiスポーツGmbHマネージングディレクターのセバスチャン グラムズ氏は「第3世代のRS3スポーツバックと第2世代のRS3セダンは、日常ユースに適したプレミアムスポーツカーとして、公道でもサーキットでもスリリングなドライビングを提供します。この2台は、RSの世界へのエントリーモデルであり、トルクスプリッターにより、コンパクトセグメントにおける究極のパフォーマンスを発揮します」とコメントしています。

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