超激レアなトヨタ「ランクル」発見! 「HJ45 Troopy」の新車同等レストア仕様が600万円超え

世界的に価格が高騰している歴代のトヨタ「ランドクルーザー」ですが、なかでも1960年に登場した3代目となる40系シリーズは世界的に人気の高いモデルです。そのなかで、激レアな「HJ45 Troopy」というモデルがイギリスで販売されています。

長い長すぎる! 激レアな「ランクル HJ45 Troopy」とは

 トヨタが世界に誇る「ランドクルーザー」は、1951年8月に4輪駆動車「TOYOTA BJ型」として誕生しました。

 2021年現在、170の国と地域で展開され累計約1040万台の販売を誇る名車ですが、なかでも1960年に登場した3代目となる40系シリーズは世界的に人気の高いモデルです。

これはスゴイ! トヨタ「ランドクルーザー HJ45 Troopy(オーストラリア仕様)」が新車並にフルレストアされている(photo:Historics Auctioneers)
これはスゴイ! トヨタ「ランドクルーザー HJ45 Troopy(オーストラリア仕様)」が新車並にフルレストアされている(photo:Historics Auctioneers)

 40系は、1960年から信頼性の高いクロスカントリー車として海外でも高い評価を得ており、販売終了となる24年間にわたり世界中で愛用され「40(ヨンマル、forty)」と呼ばれ人気を博していました。

 ボディタイプは国や地域により異なるものの、ソフトトップ、2ドアバン、4ドアバン、ピックアップなどをラインナップ。

 そんななか、2021年7月時点でイギリスの自動車販売店「Historics Auctioneers」は「HJ45 Troopy(1980年式)」という40系ランクルを販売しています。

 このHJ45 Troopyは、元々オーストラリア仕様(右ハンドル)の兵員輸送車で、エクステリアはベージュに白の幌、黒の内装で仕上げられています。

フロントバンパーにはウインチを取り付けられているほか、ボディと同色にペイントされた16インチチールホイールには、235/75のBFGoodrich製タイヤを装着。

 エクステリアと同色に塗装されたキャビンには、ブラックのBestop製フロントバケットシートと2列のベンチシートが装備されており、フロアにはブラックのビニールマットが敷かれ、アンダーダッシュエアコンやUSB入力付BOSS製ヘッドユニットなどを追加装備。

 インパネには、160km/hのスピードメーターをはじめ、油圧、燃料、温度、電圧などの補助メーターが備え付けられています

 パワートレインは、3.6リッター直列6気筒ディーゼルエンジンに4速マニュアルトランスミッションと2速トランスファーケースが組み合わされており、走行距離は9万7000マイル(約15万6000km)となっていますが、実走行距離は不明だといいます。

 このHJ45はフルレストアを専門に手掛けるアメリカのブラロック・カスタムズ社により、6万ドル(約650万円)以上をかけて改修されました。

 40年以上も前のHJ45ですが、Historics Auctioneersでの販売価格は4万ポンドから5万ポンド(約610万円から760万円)となっています。

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【Classic Trader】
https://www.classic-trader.com/uk/cars/listing/toyota/land-cruiser/land-cruiser-hj-45/1980/245654

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