オペル新型「アストラ」世界初公開! VW「ゴルフ」最大のライバルは2022年に日本登場!?

2022年中には日本にやってくる可能性も!?

 エクステリアは、最新のオペルのデザイン要素「オペル・ヴァイザー」を採用。これはSUVの「モッカ」「クロスランド」「グランドランド」に続くもので、ハッチバックとしては初の採用になります。ボンネットのシャープなラインとデイライトランニングランプの翼型グラフィックという縦と横の軸が、オペルエンブレムと交わります。また超薄型のインテリルクスLEDヘッドライトも特徴です。

オペル新型「アストラ」
オペル新型「アストラ」

 パワートレインでは、ガソリン/ディーゼルエンジンに加えて、アストラとしては初めてプラグインハイブリッド(PHEV)を用意。ガソリン車は110馬力から130馬力を用意、PHEVは225馬力のシステム出力を実現しています。またガソリン/ディーゼルエンジン車は標準で6速MTが組み合わされ、上位モデルには8速AT(PHEVは電動8速AT)がオプションで用意されます。

 新型アストラは2021年秋に受注を開始、2022年初頭に欧州で納車がはじまる予定となっています。

※ ※ ※

 アストラは、1991年に登場した初代アストラと、1998年に登場した2代目、そして2004年に登場した3代目までは日本でも販売されていたため、日本でもファンが多いCセグメントハッチバックになります。2006年5月にオペルブランドが日本市場から撤退したため、3代目以降は日本では正規導入されませんでした。

 そのオペルは長い間GM傘下のドイツブランドでしたが、2017年にGMとの関係を断ち切り、当時のグループPSA(現在はステランティス)のブランドになっています。

 そして2020年2月に、プジョー、シトロエン、DSブランドを日本で展開するグループPSAジャパンは、オペルの日本市場への再参入を発表しています。

 その直後に世界的な新型コロナウイルス感染拡大があり、欧州にあるオペルの工場でも生産を停止する事態に陥ったため、当初の導入スケジュールは多少ずれたようですが、それでも2021年内には日本でオペルブランドを展開する予定だとしています。

 15年ぶりとなる日本再参入を決めたオペルですが、まず登場するのはBセグメント・コンパクトハッチバックの「コルサ」、コンパクトミニバンの「コンボライフ」、そしてCセグメントSUVの「グランドライドX」の3車種になります。

 新型アストラはこのなかに入っていませんが、以前日本で展開していたときにもアストラは人気車種だったこともあり、2022年中には上陸するのではないでしょうか。

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1件のコメント

  1. 顔のデザイン良いですね!

    日本のメーカーは、いつまでAピラーまで届きそうな、釣り上がった目つきのデザインで作り続けるのでしょうか?
    ヘッドライトはLEDが主流になり、デザインの自由度が増したにもかかわらず、ハロゲンランプ時代の名残かガラス面積多すぎです。
    スポーツカーやコンパクトカーの灯火類は小さい方が格好良いと思います。

    昭和の時代は、ヘッドランプが規格品にも関わらず、個性的な顔のデザインが多かったのに・・・

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