ダイハツ新型SUV「ロッキー 1.2L仕様」はどう違う? DNGA第二弾の独自仕様とは
全長4mクラスの小型SUVとして知られるダイハツ「ロッキー」は、海外市場にも展開されています。いったいどんな仕様なのでしょうか。
海外でも販売されるダイハツ「ロッキー」
ダイハツのインドネシア法人は、コンパクトSUVの「ロッキー」に1.2リッターエンジン仕様を追加したと2021年6月17日に発表しました。
1.2リッターエンジン仕様のロッキーは日本にはない海外独自仕様となり、またロッキーにはほかにも海外独自の仕様があるといいます。どんなモデルがあるのでしょうか。
ロッキーのインドネシア仕様は、1リッターターボエンジン仕様が2021年4月30日に1.2リッターエンジン仕様より先行して発売されました。
インドネシア仕様のボディサイズは全長4030mm×全幅1710mm×全高1635mmで、日本仕様(全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm)と比べるとボディサイズがやや大きいです。
インドネシアで販売されるダイハツ車としてはじめて予防安全装備「スマートアシスト(現地名 Advanced Safety Assist)」が導入されるほか、生産はインドネシア国内の工場でおこなわれます。
そのうえで今回追加された1.2リッターエンジン仕様についても、日本とインドネシア(PTアストラダイハツモーター)の両ダイハツ開発部隊によって開発・路上テストがおこなわれたといいます。
一方、同じ東南アジアのマレーシアにも、「アティバ」というロッキーの海外仕様が存在します。
アティバは2021年3月3日に発売。ボディサイズは全長4065mm×全幅1710mm×全高1635mmで、こちらも日本のロッキーよりやや大きいです。
搭載されるエンジンは1リッターターボで、予防安全装備はマレーシア向けに調整された「スマートアシスト(現地名 Advanced Safety Assist)」を搭載。生産はマレーシア国内でおこなわれます。
ロッキーは、ダイハツが新世代のクルマづくりとして掲げている「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」採用車の第二弾となりますが、同社の海外展開においても重要なモデルとして展開されています。
それではここで、マレーシアにおけるダイハツ車に関するクイズです。
かつて日本でダイハツが販売していた「ブーンルミナス」の、マレーシアにおける車種名は次のうちどれでしょうか。
【1】アルザ(Alza)
【2】アルス(Aruz)
【3】アジア(Axia)
※ ※ ※
正解は【1】の「アルザ(Alza)」です。
マレーシアにおいて、ダイハツは合弁企業で「プロドゥア」ブランドを展開しており、前述のアティバもプロドゥアブランドで販売されます。
プロドゥアが販売するブーンルミナスの現地仕様はアルザという名前で、2021年7月現在もマレーシアで販売されています。
※クイズの出典元:カーデイズ
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ちゃんと取材してるのかな。日本でもロッキー、ライズは1.0Turbo廃止で1.2NAに切り替えのはずだけど。