VW新型「アルテオン・シューティングブレーク」日本初公開! 「アルテオン」も同時マイナーチェンジ

フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ)は2021年7月13日、フォルクスワーゲン(VW)のフラッグシップ・グランツーリスモ「Arteon(アルテオン)」をマイナーチェンジ、また2番目のモデルとしてワゴンとしての機能性とスポーツカーを想起させるアグレッシブなデザインを兼ね備えた「Arteon Shooting Brake(アルテオン・シューティングブレーク」を発表しました。

アルテオン/シューティングブレークともボディサイズは同じ

 フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ)は2021年7月13日、フォルクスワーゲン(VW)のフラッグシップ・グランツーリスモ「Arteon(アルテオン)」をマイナーチェンジ、また2番目のモデルとしてワゴンとしての機能性とスポーツカーを想起させるアグレッシブなデザインを兼ね備えた「Arteon Shooting Brake(アルテオン・シューティングブレーク」を発表しました。

VW改良新型「アルテオン」のフロントマスク
VW改良新型「アルテオン」のフロントマスク

 改良新型アルテオン、および新型アルテオン・シューティングブレークはともに全長4870mm×全幅1875mm×全高1445mm、ホイールベース2835mmと、同じボディサイズとなっているのが特徴です。さらにトレッド(フロント:1585mm、リア:1575mm)も同じです。従来型アルテオンと比較して全長はプラス5mm、全高はプラス10mmそれぞれ大きくなっています。プラットフォームにMQBを採用しているのは従来と同様です。

 フロントデザインはより独創的で表現力豊かなものに変更。長くてワイドなボンネットや特徴的なラジエーターグリル、LEDヘッドライトとデザインがさらに洗練されています。またグリル下側のフロントエプロンのデザインも変更、印象的な3本のクロームバーに置き換えられました。空気抵抗係数(Cd値)はわずか0.265です。

 リアエンドの下部セクションでは、改良新型アルテオンと新型アルテオン・シューティングブレークは意図的に同じデザインを採用しています。先代と比較するとLEDテールライトクラスターとVWバッジのデザインが見直されています。

 ただしテールライトクラスターとアンダーカット上部を見ると、2種類のボディタイプでは明確にデザインが異なっており、ファストバックのトランクリッドは流れるようなクーペのエレガントなラインを表現していますが、シューティングブレークでは特有のダイナミックなキャラクターが強調されています。

 インテリアも大きく改良。ダッシュパネル全体やセンターコンソール、ドアトリム上部のデザインが変更されています。さらにファブリックとレザーも新しくなり、エクスクルーシブな雰囲気が更に高まっています。

 フルデジタルメーターの「デジタル コックピットプロ」が全車標準装備されています。10.25インチディスプレイによるクリアで高品質なグラフィックは、ステアリングホイールに設置された「View」ボタンを押すと3つの基本レイアウトを素早く簡単に切り替えることが可能です。

 また純正インフォメーションシステム「ディスカバープロ(ナビシステムつき9.2インチディスプレイ)」が全車標準装備。さらにオプションとしてHarman Kardonハイエンドサウンドシステムも用意されています。

VW新型「アルテオン・シューティングブレーク」の走り
VW新型「アルテオン・シューティングブレーク」の走り

 室内は広く、リアシートの最大レッグルームは1016mmとクラス最大です。また独自のルーフデザインにより、アルテオン・シューティングブレークはフロントヘッドルームがアルテオンよりも11mm増加(1008mmから1019mm)。リアのヘッドルームもアルテオンより48mm増加(835mmから883mm)となっています。室内幅は改良新型アルテオン/新型アルテオン・シューティングブレークともフロント:1500mm、リア1481mmと同じです。

 荷室容量は通常時でアルテオンが563リッター、アルテオン・シューティングブレークは565リッター、リアシートを倒した最大荷室容量はアルテオンが1557リッター、アルテオン・シューティングブレークは1632リッターとなります。積載エリアの最大長は両バージョンとも2092mmです。

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