最大差200万円!? トヨタ「ハリアー」のグレード差が凄い! エントリー&トップで異なる豪華さとは

トヨタのミドルサイズSUV「ハリアー」は、現行となる4代目モデルが2020年6月に発売されて以降、現在でも納車待ちが続くなど人気となっています。では、エントリーグレードとトップグレードの差にはどのような違いがあるのでしょうか。

人気と伝統のオンロードSUV、ハリアーのエントリーグレードとトップグレードを比較

 4世代24年の歴史をもつトヨタ「ハリアー」。同車は、オンロードSUVとして安定した人気と販売台数を誇り、2020年6月に発売した現行の4代目モデルは、2021年7月時点でもある程度納車に時間がかかるという人気車です。

 では、人気が続く4代目モデルの、エントリーグレードとトップグレードではどのような差があるのでしょうか。

エントリーグレードとトップグレードの差は最大差200万円!? トヨタ「ハリアー」
エントリーグレードとトップグレードの差は最大差200万円!? トヨタ「ハリアー」

 ハリアーの車種構成は、パワートレインで分類すると2リッターのガソリン車と2.5リッター+モーターのハイブリッド車に分けられます。

 いずれのパワートレインにも「S」、「G」、「Z」の3グレードがあり、「G」と「Z」には、本革内装の「Leather Package」も選択可能です。

 駆動方式はいずれのパワートレインとも2WDと4WD(ハイブリッド車はE-Four)を設定しています。

 では、エントリーとなるSグレードとトップグレードのZグレードでは、どのような違いがあるのでしょうか。

 エクステリアでは、Zグレード(G含む)には前後バンパーやドアハンドルにメッキ加飾が施され、豪華さを増しています。

 ライト類を比較すると、Sグレードは片側3灯式LEDで、ハイとローを自動で切り替えるオートハイビームを採用、クリアランスランプとターンシグナルランプもLEDになっています。

 一方Zグレード(G含む)では、同じLEDでもプロジェクター式で、先行車や対向車だけ照らさない仕組みのアダプティブハイビームが標準装備されています。

 クリアランスランプ、ターンシグナルランプに加え、デイタイムランニングランプも加わり、同じLEDが発光色を変える方式になっているほか、リアのLEDハイマウントランプではZグレードのみロングタイプを採用しています。

 タイヤサイズは、Sグレードが225/65R17で、シルバー塗装のアルミホイールと組み合わされます。

 Zグレードでは225/55R19となり、高輝度シルバー塗装のアルミホイールと組み合わされます。

 インテリアでは、Sグレードの内装色がブラック、シート生地はフルファブリックです。

 Zグレードでは内装色がブラック、ブラウン、グレーの3色で、シートは合成皮革とファブリックの組み合わせとなり、運転席・助手席の位置調整も電動になります。

 またLeather Packageの場合は、内装色はブラックとブラウンの2色になり、シートは本皮に変わります。

 メーターはアナログのオプティトロン式(文字が光る方式)で、4.2インチカラーTFT液晶マルチインフォメーションディスプレイが組み合わされます。

 Zグレード(G含む)では、アナログ式のオプティトロンであることは同じものの、マルチインフォメーションディスプレイの大きさが7インチに拡大、ヘッドアップディスプレイも標準装備、エアコン操作パネルも、静電式のタッチ操作型になります。

 運転支援面では、前方に対する機能は同一ですが、後方の障害物に対するブレーキ機能の「リヤクロストラフィックオートブレーキ」がZグレードに標準装備、Sグレードではオプションです。

 また、雨天時や夜間の後方視界が著しく改善される、「デジタルインナーミラー」もZグレード(G含む)では標準装備、Sグレードではオプションです。

 この「デジタルインナーミラー」は、単に後方映像をデジタル表示する以外にも、前方、後方とも映像を録画する機能がありますので、ドライブレコーダーに近しい機能も有しています。

 また、Zグレードでは室内に解放感をもたらす「調光パノラマルーフ」をオプションで選択出来るようになります。ルーフがガラスになり、シェードが電動になっているだけでなく、光の透過率も調整できます。

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