最大差200万円!? トヨタ「ハリアー」のグレード差が凄い! エントリー&トップで異なる豪華さとは
グレード差だけじゃない! 駆動方式やパワートレインでも異なる部分とは?
ハリアーの4WDシステムでは、ガソリン車とハイブリッド車で仕組みが異なっています。
ガソリン車は前2輪駆動を基本としており、エンジンパワーの一部を後輪に配分する方式です。
後輪への配分量は、自動で制御されています。滑りやすい路面では、前輪のスリップ量などに基づいて、後輪にもエンジンパワーを配分します。
コーナーリング時は、ハンドル操作量などから後輪にも積極的にエンジンパワーを配分し、ドライバーが狙ったコーナーリングラインをトレースするように制御をしています。
トランスミッションはCVTを採用していますが、発進は専用の固定ギヤでおこないます。
発進時はアクセルペダル操作に応じたリニアな加速を、走行中はCVTならではの効率の良さを両立しています。
さらにSポジションを選択することで、マニュアル感覚のシフトチェンジを楽しめる、「6速シーケンシャルシフトマチック」も備えています。
一方、ハイブリッド車は前輪側とは別のモーターを後輪側に装着、最高出力54馬力を発揮します。
これまでトヨタのハイブリッド車に採用されていたE-Fourのモーターよりもはるかに大きなパワーを発揮しており、前輪側と後輪側の出力比を、100:0から最大20:80まで変化させています。
すなわち、登坂路や滑りやすい道では、荷重が移動する後輪側モーターの出力を高めて安定した発進を可能にしたり、コーナーリング時などに後輪側の出力を高めて、アンダーステアを軽減させる効果も期待できます。
また災害時の装備として注目されるアクセサリーソケットは、ガソリン車、ハイブリッド車ともオプションで、ガソリンの場合にはAC100V、100W、ハイブリッド車の場合にはAC100V、1500Wとなります。
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では、それぞれのグレードにおける価格差はどうなっているのでしょうか。
Sグレードのガソリン車が299万円(2WD)と319万円(4WD)、ハイブリッド車が358万円(2WD)と380万円(E-Four)です。
一方、Zグレードのガソリン車が393万円(2WD)と413万円(4WD)、ハイブリッド車が452万円(2WD)と474万円(E-Four)で、Leather Packageを選択すると30万円高となります。
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