スズキのニュージーランド法人は、オレンジ色のモヒカンヘアーが特徴的な「ジムニー クリピット」を、血液疾患患者を支援する慈善団体に提供したと2021年7月2日に発表しました。

　ボディもオレンジにペイントされ、注目度抜群な仕様となっていますが、いったいどのような目的で製作されたクルマなのでしょうか。

　ジムニー クリピットは、白血病をはじめとした血液疾患の患者とその家族を支援する慈善団体「LBCNZ（Leukaemia & Blood Cancer NZ）」が取り組むチャリティ活動「Shave For a Cure」の支援を目的として、スズキのニュージーランド法人が提供した特別仕様のジムニー（日本名：ジムニーシエラ）です。

　チャリティでは、任意の立候補者が髪を剃って寄付を募るといいます。

　ルーフのモヒカンヘアーを表現するために用いられた結束バンドの数は1704本にのぼるほか、ボディ側面にもオリジナルのイラストが描かれました。

　スズキのニュージーランド法人は、ジムニー クリピットについて「いま道路を走っているスズキ車のなかで、もっともクールに見える一台かもしれません」とコメントしています。